さて2023年もいよいよスタート。そしてこの企画も2024年の制度改革が本決定されれば大きく企画が進化する予定だ。新NISA制度には期待しかない!
今回で2023年の1月版。今月はボーナス月なので5万円の入金になります。
今月の一言は

円高がさらに進行、128円に円安のボーナスは終了か?
詳細は以下へ・・・
積み立てNISAって何?って人はこちらから
私の開始した時期は2018年の12月です。その頃はウェルスナビやトライオートFXを始めたばかりの頃で積み立てNISAのお得感をネットで知り開設までの行動を始めていました。
資金のない当時の私としては積み立てNISAをこのように設定しました。

目的 老後資金
運用金額 毎月3万円ボーナス月+2万円(年額40万円満額)
出口戦略 20年後から20年かけて引き出す予定(期間をフルに活用する)
運用先の選定 ネット証券最大手SBIでEマクシススリムS&P500
年齢 運用開始時2018年で36歳。56歳まで積み立て76歳まで引き出す予定
出口後 76歳以降のためにも余力があるなら引き出したのち別の投資先へ再投資
積み立てNISAは20~40年後のことを考えた長期投資になる。だからこそ王道を選択したつもりだ。米国株のS&P500の選択理由は世界のTOPであり、中身の構成が入れ替わり続ける限り成長を続けると考え選んだ。そしてSBI証券は楽天証券への切り替えも考えたが(ポイント優遇のため)ネット証券最大手は当時SBI証券であり、長期目線であれば最大手の口座保有の方が安心と考えました。
2023年1月14日の状況
現在まで4年1カ月での運用成績はこんな感じです。


この段階での投資金額は1660000円です。スタートから4年1カ月になり今月はボーナス設定の月なので通常時の3万円+2万円で5万円の月だ。
今月は
運用収益率 +34.6%
運用収益額 +574169円
先月は
運用収益率 +41.5%
運用収益額 +668820円
であったので先々月との差額は
-6.9%
-94651円
と、収益率、収益額ともに下落。
現在の状況
先月も円高が大きく進行し1か月で約10万円の資産額減少で今月もさらに10万の下落となった。株価の変動はそれほど動いていないが円高が進んでこのような結果となった。

さて、執筆段階では12月の物価指数が発表され予想通りの指数で株価は上昇志向で進み始めたかという状況だ。次の大きなポイントは2月上旬のFOMCだろう。
物価指数(CPI)を受けて大方の予想は0.25%の利上げとなる。利上げペースは前回の0.5%からさらに減速が予想されている。
個人的には原則とはいえまだ利上げするの?という印象だがアメリカでのインフレは収まりつつあるとはいえ数年前の物価に比べると明らかに高いのは確かだ。FRBとしてはここでしっかりとインフレを退治しておきたいのだろう。
この政策でアメリカの株価が下がるのは確実。そこにさらに日銀の実質利上げが発表された。これによって過度に進んだ円安は円高方向に大きく動いている。一時150円を超えていたのが128円まで下落してきている。
しかし株価の下落と円高が同時に進むと資産の目減りがすごいスピードで進むな~。
考察
積み立てNISAを定期的に振り返るためにブログ記事で1カ月に1度記事にしてみることで定期的に振り返るきっかけとして役立っている。

先月も評価額が1か月で10万円近く下落。そして今月もさらに10万円近くの下落となった。これが円安で膨れ上がっていた利益の現象だろう。株価だけではなくて為替の影響というものが悪い意味で良く分かった1カ月だ。
それでもサラリーマンとしては毎月支給される給料というものは円で供給されるわけであって円の価値が変わろうと円で支給される以上価値を世界的にみるとそれも大きなリスクなんだ。
だからこそ保有する資産は外貨で保有しておけば価値としてのリスク分散にはなる。
そして今月の学びとしては積み立てのリスクについて一つ記しておく。
よく一括投資よりも積み立ての方がリスクは低減するという記述が多いけど結局積み重ねた資産額が増えれば資産の変動金額は同じだということだ。これは投資した金額が結局同じであれば当然だ。積み立てでのリスク分散はエントリーする金額が分散されるだけであって保有資産額が同じであれば結局市場の影響を同じく受けるということだ。
人間心理として先月今月で連続で毎月10万円の資産額減少というものを経験してみて少しだけ感じた不安感はこれからも資産額が増えていけば加速するだろう。
だからこそリスクの高い商品はオススメされにくいんだろうな。
FIRE出来るほどの資産を保有している人がコアになる資産をレバレッジETFなんかで保有していたら生活基盤が不安定になるからだ。ある程度資産額が増えてくるとリスクを抑えたくなってくるということだ。
私としてもトライオートETFが恐らく保有資産の中で最もリスクの高い商品だけど今追加入金をする気にはならない。むしろ最近保有を増やしているのは債券ETFだ。
株価より変動の少ないと言われる債権。米国金利の上昇で債券価格自体は急落で長期的にみると非常に買い時のように感じた。
ということで以前AGGを購入し先日はHYGをほぼ同額購入してみた。
格付け高く利回りの低いAGG。
格付け低く利回り高いHYG。
この両者がどういう違いがあるのか。資産構築を楽しみながら進めている!
それではまた!
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