地味ではあるけど私の投資の中で老後資金という長期投資の中核を担うのが積み立てNISAだ。これは積立期間20年間かけて、その後20年間かけて引き出すことで最大合計40年間の投資期間を非課税で行うことができる正に老後資金作りにうってつけなのだ。ただし様々な制限が設けられていて年間40万円までの上限金額や20歳以上などだ。投資に興味を持ち最初に始めるたりまだ老後資産に不安のある人はまず政府支援のある積み立てNISAを始めるのがオススメだ!
今回で2022年の5月版。今月は通常月なので3万円の入金になります。
今月の一言は

円安より株安の影響が強くなってきたかも
詳細は以下へ・・・
積み立てNISAって何?って人はこちらから
私の開始した時期は2018年の12月です。その頃はウェルスナビやトライオートFXを始めたばかりの頃で積み立てNISAのお得感をネットで知り開設までの行動を始めていました。
資金のない当時の私としては積み立てNISAをこのように設定しました。

目的 老後資金
運用金額 毎月3万円ボーナス月+2万円(年額40万円満額)
出口戦略 20年後から20年かけて引き出す予定(期間をフルに活用する)
運用先の選定 ネット証券最大手SBIでEマクシススリムS&P500
年齢 運用開始時2018年で36歳。56歳まで積み立て76歳まで引き出す予定
出口後 76歳以降のためにも余力があるなら引き出したのち別の投資先へ再投資
積み立てNISAは20~40年後のことを考えた長期投資になる。だからこそ王道を選択したつもりだ。米国株のS&P500の選択理由は世界のTOPであり、中身の構成が入れ替わり続ける限り成長を続けると考え選んだ。そしてSBI証券は楽天証券への切り替えも考えたが(ポイント優遇のため)ネット証券最大手は当時SBI証券であり、長期目線であれば最大手の口座保有の方が安心と考えました。
2022年5月11日の状況
現在まで3年4カ月での運用成績はこんな感じです。



この段階での投資金額は1380000円です。スタートから3年4カ月での状況となります
今月は
運用収益率 +42.7%
運用収益額 +588861円
先月は
運用収益率 +54.0%
運用収益額 +729551円
であったので先月との差額は
-11.3%
-140690円
と、収益率、収益額ともに下落。
先月が円安の影響が大きすぎたのだろう。今月は収益率も額も下落・・・
現在の状況
さて、為替の上昇はここでとりあえずひと段落した感じにはなっているけど今後の米国の政策金利の上昇の予想を考えると円安がさらに進行することも十分考えられる。そしてそうなると米国経済自体が下落していく。

ネガティブな要素しか見当たらない。
そう、今はそんな状況なのです。では積み立てNISAでのインデックス投資はしないほうが良い?
答えはNO!
これは長期目線での資産構築のためなので何度暴落が来ようが積み立てはし続けるのが大事。もちろん生活防衛資金や労働収入のような安定収入がある場合が前提だけど。
無理な行動を起こさずに何があっても継続できる習慣にこそ積み立てNISAの神髄がある。
短期的な取引やリスクの高い投資は現在ボラティリティ(変動性)が高くてチャンスでもあるけどリスクも高い。私にとっては転職活動中なこととトライオートETFの証拠金追加などでキャッシュが減り余裕がなく何もしない(できない)という選択肢になった。
考察
積み立てNISAを定期的に振り返るためにブログ記事で1カ月に1度記事にしてみることで定期的に振り返るきっかけとして今回の記事が16回目となる。

積み立てNISAは初めて3年が経過したけど見据える目線は後17~37年後だ。なのでまだまだ淡々と続ける事のみを考えていて良い。こんな円安もただの通過点だ。しかしこの円安レベルは2003年以来約20年ぶりのレベル。
円高もあれば円安もある。株価が高い時もあれば安い時もある。それでも買い足し続けることで平均的リターンを目指せるというもの。もう少しリスクを取ってでもリターンを狙うなら積み立てNISAで行うべきことではない。
焦る気持ちもあるけど淡々と続けていきましょう。不安が多いならこういう時にできる確実な投資は間違いなく自己投資。
知識をつけて副業で稼ぐなり、資格を取得して給料を上げるなり見分を広げていく事で不安な気持ちの時間が減るし将来の自分の成長に確実につながる時間になる。
それではまた!
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