【最後まで下落】トライオートETF実績報告2022年12月

トライオートETF

今年1年間は去年と大きく状況が違い苦しい1年間となりました。最後の12月まで下落を続けて今年をプラス成績で終えた方は少ないのではないでしょうか?

それでは実績とともに振り返ります。

環境

これがナスダック100トリプル(TQQQ)の日足チャートです。

12月のみを切り取ると

こんな感じ

TQQQ 始値24.10 高値24.43 安値16.31 終値17.43

実績

では2022年12月の実績

・実現損益は0円

金利手数料-52046円分配相当金6624円

・差し引き実現損益-45422円

・評価損益-357557円

ぐは、今月に保有するだけで取られる手数料の月だったか・・・

削られるな~これが長期に不向きと言われる理由なんだろうな。皆様もこの存在は知っておくべきかと。損切りを早期にしていればこの被害は防止できる。

トライオートETF トライオートFX

証拠金比率の数字を感覚的にロスカットにならないように管理していたけど改めてロスカットレートの計算式を。

画像

これが公式発表だ。現在の状況を正確に把握すればより効率的な運用ができるはず。今の抱えているポジションでどこまで耐えられるのかはしっかり把握しておくべきかと。

つまり現在の状況だと

保有口数は約745なので

(1868480-372500)÷745÷132(ドル円)=15.21

現在から15.21$の下落でロスカットつまり

2.02$付近がロスカットレートとなる。

今月もドル円の為替が大きく動いたからロスカットレートがさらに余裕を持つことが出来た。しかしこんなにもよく動く存在だということも学べたので逆にも動く可能性を考えると同じ分だキャッシュポジションで持っておくのか余裕は残しておくべきだろう。

最低でも月に一度はロスカットレートを把握する作業は重要だ。

所見

2020年の確定利益はこんな感じです

・2020年1月 105414円

・2020年2月 161153円

・2020年3月 -267065円

・2020年4月 19594円

・2020年5月 19073円

・2020年6月 254516円

・2020年7月 273074円

・2020年8月 392470円

・2020年9月 127937円

・2020年10月 36006円

・2020年11月 65482円

・2020年12月 100369円

すると2020年の確定利益合計は1288023円となった

そして2021年へ

・2021年1月 102473円

・2021年2月 135007円

・2021年3月 102394円

・2021年4月 124780円

・2021年5月 93690円

・2021年6月 113895円

・2021年7月 153375円

・2021年8月 100707円

・2021年9月 62170円

・2021年10月 223679円

・2021年11月 330411円

そして2021年12月が178182円

これで2021年合計は1720763円で終了!

さあここから2022年

・2022年1月-59534円

・2022年2月+17987円

・2022年3月+8135円

・2022年4月+849円

・2022年5月-128859円

・2022年6月0円→-9339円(金利調整額の変動を後日発見)

・2022年7月0円

・2022年8月0円

・2022年9月-15219円

・2022年10月+37263円

・2022年11月+0円

・2022年12月-45422円

年間累計実現利益-194139円

最後にもマイナスか・・・

戦略

運用方法の基本方針としては

・一定の数字の下落(設定のレンジをアウト)をしたら新規稼働(ヘッジャー売り無し)して既存ヘッジャーを停止

・ヘッジャーの売りは稼働させない

・利確幅は変更せず円とポイントは1$刻みで一部0.5$刻みを敷き詰める

これが私の運用方針(無限ナンピン改)です。有名ブロガーの鈴さんが昔行っていた戦略とヘッジャーを混ぜたイメージです。

2022/10/05現在は回復までの長期化が予想されてきたので新規稼働は20$以下は現在トラップ無し

そしては追加の考え方として

・ポジションの少ない最高値更新中の時は注文設定の口数を通常時より多く変更する

これで最高値更新の続く時も素直に喜べる。下落からの回復の時に大きく利益を出せたのが過去の経験であり一般の投資家からするとこれは少数派でしょうね。なので上昇相場でも素直に喜べるというマインドを付け加えるためにこのルールを追加しました。

↑これの考えは下落して塩漬けされると重さがのしかかってくるので上昇時も調子に乗らずに一定口数で運用しておく事が良いと思います。

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続けるためには楽しめる設定は大事です。詳しくは↓

まあ、この暴落で新たな注文設定を追加する余力と勇気があればなんですけどw

2020年にトライオートETFでマニュアル取引でエントリーしたことが何度かあったのですが利確する(売り)のタイミングを考えるのが難しいことを知りました。なのでそこは自動売買に任せておけばお互いの得意を生かせると考えています。

そして現在TQQQは新規ヘッジャーを稼働できません!

つまり過去稼働させていたヘッジャーを停止と再開を繰り返すわけですが何度か繰り返すとエントリーポイントが当然ずれてきます。なのでその時はエントリーの金額を変更していきます。

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まとめ

さて、とうとう2022年が終了した。2020年2021年と絶好調だったトライオートETF。2年間で約300万円の利益だったが2022年にはそれ以上の下落となった。(もちろん含み損を入れて)

2018年も米中貿易戦争と言われて長い下落期間があったが今回はそれ以上の下落幅と下落期間だ。そして執筆段階でもどんどん下値を更新しそうな状況だ。こうなってくるとトライオートETFに関してもツイッターで発言する人がほとんど見かけなくなる。まあ、新規稼働も出来ないしな~

さて、それでも2023年は夏以降には金利引き下げが予想されて株価は回復していくだろうという予想は10月くらいから言われてきたが12月段階ではその気配も感じられない。特にハイテク系は厳しさが増すばかりだ。

これからはアメリカではなくて新興国だという意見も多い。

私としてはインド株も注目はしているけどリスクを含めてアメリカのみで検討をしている。下落も含めて仕込み時と考えればチャンスにもなる。最終的に長期で考えれば短期の損も含めて設計がしやすいと考えているからだ。先月の発表でもAGGの購入の件は掲載したが買い増しも検討はしたが2024年の新NISAが具体的になり年間120万円の投資枠の検討のためにしばらくはキャッシュを積み重ねておきたいと考えている。

無期限で1800万円分の非課税投資枠。

これは国民の生活を大きく変えるチャンスがある。楽しみだ!

それではまた!

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