【また下落】トライオートETF実績報告2022年8月

トライオートETF

6月の中旬を底に徐々に回復してきたと思われたTQQQもジャクソンホール会議で一気に下落基調に戻された。

そんな中トライオートETFで3つほど新しい行動をしたので今回のブログで考察してみます。

それでは実績とともに振り返ります。

環境

これがナスダック100トリプル(TQQQ)の日足チャートです。

8月のみを切り取ると

こんな感じ

TQQQ 始値32.94 高値39.58 安値27.77 終値28.28

上昇時はゆっくりなのに下落時は一気に・・・

下落のきっかけはジャクソンホール会議でのFRBパウエル議長の金利に対する強気発言を受けたものと思われる。いまだインフレは収まらず9月の政策金利発表も0.75%上昇の機運が強まったことにより下落を受けた感じだ。

このブログでトライオートETFにてTQQQを分析してると実体経済と連動している気がしなくてFRBの発言によって株価が決まるんだな~って思います・・・

実績

では2022年8月の実績です

総合はこんな感じです

・実現損益は0円

金利手数料0円

・差し引き実現損益0円

・評価損益-651914円

トライオートETF トライオートFX

というように今月の決済は全く無しの0円。

証拠金比率の数字を感覚的にロスカットにならないように管理していたけど改めてロスカットレートの計算式を。

画像

これが公式発表だ。現在の状況を正確に把握すればより効率的な運用ができるはず。今の抱えているポジションでどこまで耐えられるのかはしっかり把握しておくべきかと。

つまり現在の状況だと

保有口数は約696なので

(1536215-540800)÷696÷140=10.215

現在から10.215$の下落でロスカットつまり

16$付近がロスカットレートとなる。まだまだ今年は米国の利上げは加速すると見られているのでこれからの相場は悪影響が多い・・・

所見

2020年の確定利益はこんな感じです

・2020年1月 105414円

・2020年2月 161153円

・2020年3月 -267065円

・2020年4月 19594円

・2020年5月 19073円

・2020年6月 254516円

・2020年7月 273074円

・2020年8月 392470円

・2020年9月 127937円

・2020年10月 36006円

・2020年11月 65482円

・2020年12月 100369円

すると2020年の確定利益合計は1288023円となった

そして2021年へ

・2021年1月 102473円

・2021年2月 135007円

・2021年3月 102394円

・2021年4月 124780円

・2021年5月 93690円

・2021年6月 113895円

・2021年7月 153375円

・2021年8月 100707円

・2021年9月 62170円

・2021年10月 223679円

・2021年11月 330411円

そして2021年12月が178182円

これで2021年合計は1720763円で終了!

さあここから2022年

・2022年1月-59534円

・2022年2月+17987円

・2022年3月+8135円

・2022年4月+849円

・2022年5月-128859円

・2022年6月0円

・2022年7月0円

・2022年8月0円

年間累計実現利益-155482円

3カ月連続の決済0円。

戦略

運用方法の基本方針としては

・一定の数字の下落(設定のレンジをアウト)をしたら新規稼働(ヘッジャー売り無し)して既存ヘッジャーを停止

・ヘッジャーの売りは稼働させない

・利確幅は変更せず円とポイントは1$刻みで一部0.5$刻みを敷き詰める

これが私の運用方針(無限ナンピン改)です。有名ブロガーの鈴さんが昔行っていた戦略とヘッジャーを混ぜたイメージです。

そしては追加の考え方として

・ポジションの少ない最高値更新中の時は注文設定の口数を通常時より多く変更する

これで最高値更新の続く時も素直に喜べる。下落からの回復の時に大きく利益を出せたのが過去の経験であり一般の投資家からするとこれは少数派でしょうね。なので上昇相場でも素直に喜べるというマインドを付け加えるためにこのルールを追加しました。

↑これの考えは下落して塩漬けされると重さがのしかかってくるので上昇時も調子に乗らずに一定口数で運用しておく事が良いと思います。

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続けるためには楽しめる設定は大事です。詳しくは↓

まあ、この暴落で新たな注文設定を追加する余力と勇気があればなんですけどw

2020年にトライオートETFでマニュアル取引でエントリーしたことが何度かあったのですが利確する(売り)のタイミングを考えるのが難しいことを知りました。なのでそこは自動売買に任せておけばお互いの得意を生かせると考えています。

そして現在TQQQは新規ヘッジャーを稼働できません!

つまり過去稼働させていたヘッジャーを停止と再開を繰り返すわけですが何度か繰り返すとエントリーポイントが当然ずれてきます。なのでその時はエントリーの金額を変更していきます。

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まとめ

さて、今月起こした行動についてですが

1,売りエントリーをマニュアル取引にて20口エントリー

2,追加資金50万円投入

3,停止していたヘッジャーを5口にて再稼働

という3つになります。

では順番に解説を

1、売りエントリー

これはタイミングとしてはジャクソンホール会議の前段階でエントリーで来たのでタイミング的には良かったと思います。転職での転居も生活リズムがある程度つかめてきたので相場チェックをしているとRSIが70近くまで上昇していたこと、そしてそこからの陰線が続いたこと。そしてインフレが収まる気配がまだ感じられない事からずっと売りエントリーのタイミングを計っていました。

売りエントリーはやめようと過去発言していたのですが今の相場の動きであればヘッジとして少しはエントリーすべきかなと判断しました。

2、追加資金50万円投入

こちらは転職に伴う転居で色々と出費が多かったのですが一通り清算が済んで前職からの退職金もすべて入金が行われてプライベートの金銭的リズムも通常稼働に戻ったこと。

その結果少々キャッシュポジションが自身の考えよりも多くなってきたことを受けてトライオートETFに追加入金することにしました。

3、ヘッジャー再稼働

これは2の追加入金とも関連するけども現在の抱えているポジションは最低ラインでも48$付近なのだ。そうすると現在の28$付近からの回復時にもしばらく決済が無い状況は続く。

2022年中には損切分のマイナスを回収することは難しい状況だ。

下落からの回復期の恩恵を受けるためにはそろそろトラップを仕掛けたい。そしてキャッシュも余り気味という状況を経て今回再稼働を決めた。

それではまた!

トラップの仕掛け幅は22$~32$の間に18個仕掛けた。基本1$刻みでところどころ0.5$刻みになっている。

ここから上昇してもこれで早期に決済されるしここから下落でも新たな仕掛けが稼働する。資金的な余力もまだあるのでどちらにも対応できるようになったので今後に期待するのだ。

それではまた!

トライオートETF

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