このシリーズは2021/4/13に米国レバレッジETFを7種各10万円、合計約70万円購入してその後どうなっていくかを分析してみようと思い始めました。今回で18か月目になります。好調な米国株を勧める意見は多いのにレバレッジは危ないという意見をよく聞きます。実際に購入してみてどうなったかを毎月記事にしてシリーズ化してます。これから購入しようか悩んでいる人や買い増しを考えている人に参考になればと思います。
今回の期間では
ここが底?そんな憶測が飛び交う!
という結論です。詳細は考察欄にて。
購入したのは7種のETFで
SOXL 半導体
SPXL S&P500
TECL ハイテク株
CURE ヘルスケア
DRN 米国REIT
TNA 小型株
FAS 金融
この7種を各10万円程度の購入をしました。そして1か月ごとの結果をブログと動画で公開していこうと思います!
そして今回が18回目です。
それではこの1か月経過でどうなったかを振り返ってみます。
2022年10月14日の結果
こんな感じです

特定口座分が同時、同額購入した分になります。一般口座はこれを始めて割安に感じたときに買い増しをした分になるので比較には含めないようにします。
その他の個別株やらもありますが無視してくださいw
DRN(REIT) -31219円
FAS(金融) -19208円
SPXL(S&P500) -18037円
TNA(小型株) -51635円
CURE(ヘルスケア) +41244円
SOXL(半導体) -72773円
TECL(ハイテク) -40830円
トータル -192458円
とこのようになりました。先月からの変化した状況を見てみましょう!
DRN(REIT) +2659円 →-31219円 変化-33878円
FAS(金融) -5439円 →-19208円 変化-13769円
SPXL(S&P500) -3780円 →-18037円 変化-14257円
TNA(小型株) -43625円 →-51635円 変化-8010円
CURE(ヘルスケア) +48121円 →+41244円 変化-6877円
SOXL(半導体) -62313円 →-72773円 変化-10460円
TECL(ハイテク) -26995円 →-40830円 変化-13835円
トータル -91372円 →-192458円 変化-101086円
とこのような感じです。マーキングしたのは一番上昇したのと一番下落したものをマーキングしてます。しかし今月はすべてマイナスなので一番マイナス幅の少ないのをマークしてます・・・
そしてスクリーンショットを見ると分かると思いますが全て特定口座で購入したものが最初の購入分で同時、同額に購入して比較しているもので一般口座は×タイミングでの購入分なので気にしないでください。
考察
長期で資産形成をしていこうとしている人にとっては刺激的過ぎて不向きだといわれるレバレッジETF。メインとなるコア資産ではなくて投機的要素が強いように感じます。もちろん米国株自体は未来の見通しも明るいですが・・・
レバレッジをかける以上早期償還のリスク、手数料の割高さ、市場との乖離が起きるのがデメリットです。
今回の企画は米国のレバレッジETF7種を同時同額で購入し比較してみること。
これによって米国株の中でも何が最も成長したのか?そして資金の流れを時間とともに眺めることができると思います。
今回の9/14~10/14は
全部マイナス中でも不動産が最もマイナスそしてヘルスケアが下落が最も少ない
この結果を見てどう考えるか。
先月のブログを見て小型株の下落が目立ちその後今月の大幅下落。予想はある意味的中したけど不動産が大きく下落は予想外だった。不動産価格が下落すればインフレも止まり金利も引き下げされ株価も回復…?
このシナリオだとすれば株価の底も近いという読みにもなるのかな。最近のTwitterやYouTubeでもその意見が多い。この記事の公開は少し先になるのでその頃には答えが出ているのだろうか?
このメッセージは使い方としてトライオートETFのようなCFD取引であれば売りエントリーで下落を利益に変えることもできる。しかし売りエントリーはかつての失敗も経験しているので難しい。損失の拡大にもなりえるので注意が必要です。
あくまでも余剰資金で行うべきです。積み立てでリスク分散するという考えもあるでしょうけど、コア資産になるにはリスクが高すぎだと思うのでコア資産はレバレッジは無しで良いと思います。そちらも毎月記事と動画でUPしてますので参考にしてみてください(積み立てNISA定期報告シリーズ)(動画版)

さて、スクショを見て気が付いている方もいるかもしれませんがこの投資には楽天証券を活用しています。
日常生活で楽天サービスを活用して楽天経済圏の恩恵を受けている私としては欠かせないサービスなのですが口座開設も簡単でした。現在はSBI証券と楽天証券、そしてトライオートETFのインヴァスト証券の3つをメインで活用しています。
SBI証券に関しては長期積み立ての老後資産を行っており積み立てNISAとIDECOはこちらで行っています。
インヴァスト証券についてはトライオートETFなのでリスク高めの投資。

このように相場の動きが見えてくると今後の未来を考えて新たな投資先の検討に役立つようになるのではないか?と考えてブログ記事にしています。
今回でレバレッジETFの毎月の観察日記も18回。つまり最低継続期間として設定していた1年間が経過した。現在での資産の増減はこんな感じだ。

う~ん過去最低記録をとうとう更新した。特にSOXLに関しては10万円投資してマイナス7万円って・・・
3倍レバレッジの威力が良く分かる。これをコア資産にしていたらメンタル保てる人はいないと思う。ましてやFIREを目指すには完全に不向きだ。資産からの所得を安定的に得るためには資産の保全が必要不可欠だからだ。こんなに資産額が増減してたら生活不安定すぎだw
メンヘラなるわ!
ただし定点観測するには動きが拡大されるので分かり易くて1カ月に1度振り返ると得られる知識は結構大きい。ましてや自分の資産を使って得られる経験を知識に変えられる重要な場になっている。この知識はこのマイナス金額よりも全然価値があると思う。
そんな中私が起こした行動は・・・
トライオートETFのショートポジションの決済、VIGの積み立て継続。レバレッジETFを買い足したかというとしませんでした。
株価の下落もそろそろ底という意見も多く、私もそう思っている。でも円安の影響も大きい。トライオートETFに追加入金してる分も加味するとこれ以上キャッシュを減らしたくない。買い足すよりもトライオートETFが危機的状況になったとき様に追加入金できるだけの現金を残す。
そんな判断を下した。
本当はVIGの積み立ても円安の影響で躊躇していたが積み立てを辞めると習慣にならなくなりそうだったのでCPI発表日の下落時に買い付けを行った。結果的には当日中に回復したので今のところ大底を取れたように感じる。今年中の回復は厳しいことは間違いないが来年の今頃に最高値更新!ってなっていたら嬉しいな~
それではまた!
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