【インフレ止まらず】第17回レバレッジETF観察日記2022年9月

レバレッジETF

このシリーズは2021/4/13に米国レバレッジETFを7種各10万円、合計約70万円購入してその後どうなっていくかを分析してみようと思い始めました。今回で15か月目になります。好調な米国株を勧める意見は多いのにレバレッジは危ないという意見をよく聞きます。実際に購入してみてどうなったかを毎月記事にしてシリーズ化してます。これから購入しようか悩んでいる人や買い増しを考えている人に参考になればと思います。

今回の期間では

パウエル議長のタカ派発言そしてCPIで物価上昇止まらずさらなる下落へ!

という結論です。詳細は考察欄にて。

購入したのは7種のETFで

SOXL 半導体

SPXL S&P500

TECL ハイテク株

CURE ヘルスケア

DRN 米国REIT

TNA 小型株 

FAS 金融

この7種を各10万円程度の購入をしました。そして1か月ごとの結果をブログと動画で公開していこうと思います!

そして今回が17回目です。

それではこの1か月経過でどうなったかを振り返ってみます。

2022年9月14日の結果

こんな感じです

特定口座分が同時、同額購入した分になります。一般口座はこれを始めて割安に感じたときに買い増しをした分になるので比較には含めないようにします。

その他の個別株やらもありますが無視してくださいw

DRN(REIT) +2659円

FAS(金融) -5439円

SPXL(S&P500) -3780円

TNA(小型株) -43625円

CURE(ヘルスケア) +48121円

SOXL(半導体) -62313円

TECL(ハイテク) -26995円

トータル -91372円

とこのようになりました。先月からの変化した状況を見てみましょう!

DRN(REIT) +31058円 →+2659円 変化-28399円

FAS(金融) +3149円 →-5439円 変化-8588円

SPXL(S&P500) +13036円 →-3780円 変化-16816円

TNA(小型株) -3337円 →-43625円 変化-40288円

CURE(ヘルスケア) +53854円 →+48121円 変化-5733円

SOXL(半導体) -43625円 →-62313円 変化-18688円

TECL(ハイテク) +3739円 →-26995円 変化-30734円

トータル +57854円 →-91372円 変化-149226円

とこのような感じです。マーキングしたのは一番上昇したのと一番下落したものをマーキングしてます。しかし今月はすべてマイナスなので一番マイナス幅の少ないのをマークしてます・・・

そしてスクリーンショットを見ると分かると思いますが全て特定口座で購入したものが最初の購入分で同時、同額に購入して比較しているもので一般口座は×タイミングでの購入分なので気にしないでください。

考察

長期で資産形成をしていこうとしている人にとっては刺激的過ぎて不向きだといわれるレバレッジETF。メインとなるコア資産ではなくて投機的要素が強いように感じます。もちろん米国株自体は未来の見通しも明るいですが・・・

レバレッジをかける以上早期償還のリスク、手数料の割高さ市場との乖離が起きるのがデメリットです。

今回の企画は米国のレバレッジETF7種を同時同額で購入し比較してみること。

これによって米国株の中でも何が最も成長したのか?そして資金の流れを時間とともに眺めることができると思います。

今回の8/14~9/14は

全部マイナス中でも小型株が最もマイナスそしてヘルスケアが下落が最も少ない

この結果を見てどう考えるか。

個人的見解を言うのであればまだまだ下落の可能性が高いように感じる。下落の際はまず小型株が下がりその後全体が押し下げられる動きが2018年以降は多かったからだ。

それ以外にもインフレは世界中で起こりCPIを見てもこれだけ金利を上げても収まっていない。こうなるとFRBはさらなる金利の上昇をさせるしかなく株価は下がるだろう。問題はこの下落がいつまで続くかだ。コロナの時のような急回復なのかリーマン以来の長期的な下げなのか・・・

レバレッジ系の投資はやはり変動が大きくて不安になる・・・

このメッセージは使い方としてトライオートETFのようなCFD取引であれば売りエントリーで下落を利益に変えることもできる。しかし売りエントリーはかつての失敗も経験しているので難しい。損失の拡大にもなりえるので注意が必要です。

あくまでも余剰資金で行うべきですね~。積み立てでリスク分散するという考えもあるでしょうけど、コア資産になるにはリスクが高すぎだと思うのでコア資産はレバレッジは無しで良いと思います。そちらも毎月記事と動画でUPしてますので参考にしてみてください(積み立てNISA定期報告シリーズ)(動画版

さて、スクショを見て気が付いている方もいるかもしれませんが楽天証券を活用しています。

日常生活で楽天サービスを活用して楽天経済圏の恩恵を受けている私としては欠かせないサービスなのですが口座開設も簡単でした。現在はSBI証券と楽天証券、そしてトライオートETFのインヴァスト証券の3つをメインで活用しています。

SBI証券に関しては長期積み立ての老後資産を行っており積み立てNISAとIDECOはこちらで行っています。

インヴァスト証券についてはトライオートETFなのでリスク高めの投資。

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このように相場の動きが見えてくると今後の未来を考えて新たな投資先の検討に役立つようになるのではないか?と考えてブログ記事にしています。

今回でレバレッジETFの毎月の観察日記も17回。つまり最低継続期間として設定していた1年間が経過した。現在での資産の増減はこんな感じだ。

先月はようやく回復の兆しが見えたと思ったけど結局パウエル議長のタカ派発言とCPIで物価上昇が止まらない結果を見て一気に下落した形だ。

しかも小型株が最も下がる動きというのが嫌な感じだ。まだまだ下落の気配がする。しかしある意味ここで仕込めるチャンスともいえる。だけど今回の場合は円安も絡んでいるので厄介だ。

私としては今は積み立て系のものを続けるのみで新たな仕込みは米国株ではしない。

実は日本の個別株も少々気になるのだ。また行動する時はツイッターでも呟くかな。

それではまた!

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