【重症】第14回米国レバレッジETF観察日記2022年6月

レバレッジETF

このシリーズは2021/4/13に米国レバレッジETFを7種各10万円、合計約70万円購入してその後どうなっていくかを分析してみようと思い始めました。今回で13か月目になります。好調な米国株を勧める意見は多いのにレバレッジは危ないという意見をよく聞きます。実際に購入してみてどうなったかを毎月記事にしてシリーズ化してます。これから購入しようか悩んでいる人や買い増しを考えている人に参考になればと思います。

今回の期間では

インフレ止まらず底が見えない

という結論です。詳細は考察欄にて。

購入したのは7種のETFで

SOXL 半導体

SPXL S&P500

TECL ハイテク株

CURE ヘルスケア

DRN 米国REIT

TNA 小型株 

FAS 金融

この7種を各10万円程度の購入をしました。そして1か月ごとの結果をブログと動画で公開していこうと思います!

そして今回が14回目です。底が見えない地獄の様相になってきました・・・

それではこの1か月経過でどうなったかを振り返ってみます。

2022年6月14日の結果

こんな感じです

特定口座分が同時、同額購入した分になります。一般口座はこれを始めて割安に感じたときに買い増しをした分になるので比較には含めないようにします。

その他の個別株やらもありますが無視してくださいw

DRN(REIT) -8537円

FAS(金融) -22568円

SPXL(S&P500) -15604円

TNA(小型株) -53329円

CURE(ヘルスケア) +25066円

SOXL(半導体) -54755円

TECL(ハイテク) -32806円

トータル -162533円

とこのようになりました。先月からの変化した状況を見てみましょう!

DRN(REIT) +18131円 →-8537円 変化-26668円

FAS(金融) -9181円 →-22568円 変化-13387円

SPXL(S&P500) +1117円 →-15604円 変化-16721円

TNA(小型株) -47622円 →-53329円 変化-5707円

CURE(ヘルスケア) +42871円 →+25066円 変化-17805円

SOXL(半導体) -38288円 →-54755円 変化-16467円

TECL(ハイテク) -14609円 →-32806円 変化-18197円

トータル -47581円 →-162533円 変化-114952円

とこのような感じです。マーキングしたのは一番上昇したのと一番下落したものをマーキングしてます。しかし今月はすべてマイナスなので一番マイナス幅の少ないのをマークしてます・・・

そしてスクリーンショットを見ると分かると思いますが全て特定口座で購入したものが最初の購入分で同時、同額に購入して比較しているもので一般口座で購入しているのは日々の変化を見て前日比較して割安に感じたときに買い足した分で今回の比較データをもとに裁量取引に生かせるか自分で試しています。

とはいっても先月殆ど売却しましたが・・・

考察

長期で資産形成をしていこうとしている人にとっては刺激的過ぎて不向きだといわれるレバレッジETF  。メインとなるコア資産ではなくて投機的要素が強いように感じます。もちろん米国株自体は未来の見通しも明るいですが・・・

レバレッジをかける以上早期償還のリスク、手数料の割高さ市場との乖離が起きるのがデメリットです。

今回の企画は米国のレバレッジETF7種を同時同額で購入し比較してみること。

これによって米国株の中でも何が最も成長したのか?そして資金の流れを時間とともに眺めることができると思います。

今回の5/15~6/14は

先月に続き全部下落!底なし地獄へ

これが今回の期間の一番のメッセージです。

このメッセージは使い方としてトライオートETFのようなCFD取引であれば売りエントリーで下落を利益に変えることもできる。しかし売りエントリーはかつての失敗も経験しているので難しい。損失の拡大にもなりえるので注意が必要です。

あくまでも余剰資金で行うべきですね~。積み立てでリスク分散するという考えもあるでしょうけど、コア資産になるにはリスクが高すぎだと思うのでコア資産はレバレッジは無しで良いと思います。そちらも毎月記事と動画でUPしてますので参考にしてみてください(積み立てNISA定期報告シリーズ)(動画版

さて、スクショを見て気が付いている方もいるかもしれませんが楽天証券を活用しています。

日常生活で楽天サービスを活用して楽天経済圏の恩恵を受けている私としては欠かせないサービスなのですが口座開設も簡単でした。現在はSBI証券と楽天証券、そしてトライオートETFのインヴァスト証券の3つをメインで活用しています。

SBI証券に関しては長期積み立ての老後資産を行っており積み立てNISAとIDECOはこちらで行っています。

インヴァスト証券についてはトライオートETFなのでリスク高めの投資。

楽天証券については今回のレバレッジETFを行ってはいますが今後、また新たな活用もしていこうと考えています。もう少しディフェンシブなVIGとか(現在進行中)

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このように相場の動きが見えてくると今後の未来を考えて新たな投資先の検討に役立つようになるのではないか?と考えてブログ記事にしています。

今回でレバレッジETFの毎月の観察日記も14回。つまり最低継続期間として設定していた1年間が経過した。現在での資産の増減はこんな感じだ。

マイナスがさらに拡大。計測日がCPI後の暴落でFOMCよりかは前である。FOMCで株価がどう動くか・・・

今月はREITまでとうとうマイナスに転じてしまった。もうプラス圏にいるのはヘルスケアだけ。7種のETFで比較すれば各セクター間でどう資金が動いてるか分かるかなと考えていたけどこういう時は全て下がることが分かった。そしてヘルスケアが危機に強いことも。

そしてこういった危機ではサラリーマンという安定収入は非常に助かるわけで。これが専業で暮らしていたら多分私は鬱になってますw

それでもキャッシュポジションの重要性も良く分かりました。特にトライオートETFなんかはCFDですからロスカットされないためには追加入金できないとロスカットとなります。追加入金しなくても常に0$までロスカットされない証拠金維持率を保てれば良いのですがなかなか難しい。

私の場合はせどりの売り上げの回収もあり追加入金することが出来ました。複数の収入源とキャッシュポジションの重要性が今回の危機で学ぶことが出来ました。

それではまた!

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