このシリーズは2021/4/13に米国レバレッジETFを7種各10万円、合計約70万円購入してその後どうなっていくかを分析してみようと思い始めました。今回で13か月目になります。好調な米国株を勧める意見は多いのにレバレッジは危ないという意見をよく聞きます。実際に購入してみてどうなったかを毎月記事にしてシリーズ化してます。これから購入しようか悩んでいる人や買い増しを考えている人に参考になればと思います。
今回の期間では
売っておけばよかった!ついにマイナス圏へ
という結論です。詳細は考察欄にて。
購入したのは7種のETFで
SOXL 半導体
SPXL S&P500
TECL ハイテク株
CURE ヘルスケア
DRN 米国REIT
TNA 小型株
FAS 金融
この7種を各10万円程度の購入をしました。そして1か月ごとの結果をブログと動画で公開していこうと思います!
そして今回が13回目です。後悔、売っておけばよかったというとおり厳しい結果になりました。
それではこの1か月経過でどうなったかを振り返ってみます。
2022年5月14日の結果
こんな感じです

特定口座分が同時、同額購入した分になります。一般口座はこれを始めて割安に感じたときに買い増しをした分になるので比較には含めないようにします。
その他の個別株やらもありますが無視してくださいw
DRN(REIT) +18131円
FAS(金融) -9181円
SPXL(S&P500) +1117円
TNA(小型株) -47622円
CURE(ヘルスケア) +42871円
SOXL(半導体) -38288円
TECL(ハイテク) -14609円
トータル -47581円
とこのようになりました。先月からの変化した状況を見てみましょう!
DRN(REIT) +71229円 →+18131円 変化-53098円
FAS(金融) +22285円 →-9181円 変化-31466円
SPXL(S&P500) +33704円 →+1117円 変化-32587円
TNA(小型株) -24906円 →-47622円 変化-22716円
CURE(ヘルスケア) +77935円 →+42871円 変化-35064円
SOXL(半導体) -26102円 →-38288円 変化-12186円
TECL(ハイテク) +17073円 →-14609円 変化-31682円
トータル +171218円 →-47581円 変化-218799円
とこのような感じです。マーキングしたのは一番上昇したのと一番下落したものをマーキングしてます。しかし今月はすべてマイナスなので一番マイナス幅の少ないのをマークしてます・・・
そしてスクリーンショットを見ると分かると思いますが全て特定口座で購入したものが最初の購入分で同時、同額に購入して比較しているもので一般口座で購入しているのは日々の変化を見て前日比較して割安に感じたときに買い足した分で今回の比較データをもとに裁量取引に生かせるか自分で試しています。
とはいっても先月殆ど売却しましたが・・・
考察
長期で資産形成をしていこうとしている人にとっては刺激的過ぎて不向きだといわれるレバレッジETF 。メインとなるコア資産ではなくて投機的要素が強いように感じます。もちろん米国株自体は未来の見通しも明るいですが・・・
レバレッジをかける以上早期償還のリスク、手数料の割高さ、市場との乖離が起きるのがデメリットです。
今回の企画は米国のレバレッジETF7種を同時同額で購入し比較してみること。
これによって米国株の中でも何が最も成長したのか?そして資金の流れを時間とともに眺めることができると思います。
今回の4/15~5/14は
全部下落!1年運用したのにマイナスに突入!
これが今回の期間の一番のメッセージです。
このメッセージは使い方としてトライオートETFのようなCFD取引であれば売りエントリーで下落を利益に変えることもできる。しかし売りエントリーはかつての失敗も経験しているので難しい。損失の拡大にもなりえるので注意が必要です。
レバレッジETF投資は今はまだトータルで+な結果になっているけど1カ月程度で資産が半分近くになる可能性も十分あり得る投資手法だということです。あくまでも余剰資金で行うべきですね~。積み立てでリスク分散するという考えもあるでしょうけど、コア資産になるにはリスクが高すぎだと思うのでコア資産はレバレッジは無しで良いと思います。そちらも毎月記事と動画でUPしてますので参考にしてみてください(積み立てNISA定期報告シリーズ)(動画版)

さて、スクショを見て気が付いている方もいるかもしれませんが楽天証券を活用しています。
日常生活で楽天サービスを活用して楽天経済圏の恩恵を受けている私としては欠かせないサービスなのですが口座開設も簡単でした。現在はSBI証券と楽天証券、そしてトライオートETFのインヴァスト証券の3つをメインで活用しています。
SBI証券に関しては長期積み立ての老後資産を行っており積み立てNISAとIDECOはこちらで行っています。
インヴァスト証券についてはトライオートETFなのでリスク高めの投資。
楽天証券については今回のレバレッジETFを行ってはいますが今後、また新たな活用もしていこうと考えています。もう少しディフェンシブなVIGとか

このように相場の動きが見えてくると今後の未来を考えて新たな投資先の検討に役立つようになるのではないか?と考えてブログ記事にしています。
今回でレバレッジETFの毎月の観察日記も13回。つまり最低継続期間として設定していた1年間が経過した。1年間での資産の増減はこんな感じだ。

う~む。ついにマイナス圏に突入してしまった。今月の1カ月での下落率は企画史上最大の下落幅218799円下落している。
米国全体に分散するように7種にある意味分散しているけどこのような変動性の高さがブル3倍のレバレッジなのだ。メインの資産にはやっぱりリスク高いですね~。積み立てならどうだったんだろうとかちょっと危険な発想も頭をよぎりますがもうこれ以上リスクの高い資産運用は控える予定ですw
それではまた!
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