39歳の転職

転職

私は39歳で小売業から転職をした。その経緯と顛末をブログにして残そうと思う。これは仕事とは?収入とは?どう生きる?こんな悩みはどんな人にも参考になると思うので私の実体験を一つの記事にまとめてみる。

この記事はたぶん長い。

現職

私の現職は小売業だ。入社5年で店長職まで昇格して役職期間10年間で4回ほど社内表彰を受けた。仕事内容は好きな商品の専門商店であり、ショップ内の人間関係も良好だ。年収は450~550万でこれ以上は業績的に難しいと感じる。年間休日は105日で有休は国が決めた5日間以外は使えない状況だ。拘束時間は9:30~20:00程度。定期昇給は年に1回月3000~4000円程度。役職者は無し。

基本情報はこんな感じだ。個人的には生活もできていたし職場環境は良かったと感じてはいた。

ではなんで転職を考えたか?

転職理由

39歳。40歳が目前に迫り60歳定年のサラリーマンとしては節目に感じる。22歳で就職して勤続17年で残りのサラリーマン人生は20年。半分経過したことになる。

「このまま60歳まで続けられるか?」

現職でその事例が少ない。離職率が非常に高い会社なのだ。理由は様々だろう。体力業務があることや休日の少なさ収入のレベルなど。

コロナで世界が一変した2020年に私は役職を希望して降格した。自分を見つめなおす時間が欲しかった。今後の資産管理や副業の可能性、そして知識の習得などに時間をかけるようになった。このブログもそうだ。

そして2022年40歳になるこの年に新たな仕事への挑戦を決意。自分にできること、やりたいこと仕事探しを17年振りに開始した。

39歳の現実

私にはスキルが無い。

PCスキルもそれほどない。資格もない。今回の活動で唯一スキルと言えることは小売店で店長期間が10年あり「マネジメントスキル」と言えることだ。

転職活動を開始するときに自分が何をしてきて何が出来るのか?業務の棚卸をする。そして転職で変えたい転職の軸を決める。この二つは非常に重要だ!

私にとっての転職の軸はワークライフバランスの改善と収入アップ、そして60歳まで継続できる仕事であること。

ワークライフと収入アップが両方できるわけないとツッコミはありそうですが結果どちらも実現できたといえるので最後まで見てほしい。

小売業からの転職は営業とは言えBtoCでありBtoBではない。営業として求められるスキルはBtoBの法人営業スキルばかりだ。個人営業も需要はあるが待遇が厳しい職業が多い(飲食、小売店、自動車、不動産)誤解があるかもしれないけどこの順番に待遇の厳しさを示していると思う。ちなみに私もこの中の一つに在籍していると言える。

なので転職活動をすると在籍している業界に近い物ばかりで待遇が厳しい現実を知る。かといって未経験に挑戦が許される年齢は20代までという現実。

いっそ今のまま勤務を続けていたほうが良いのかな・・・

そんな考えもよぎりつつ仕事研究を続ける日が続く。

転職活動の進め方

何よりも大事なのはみんなの考えじゃなくて自分自身がどうなりたいかを考えをまとめる事だ。

何を変えたい。何を犠牲にしても良い。何を求める。何をしたくない。こんな考えをまとめることは今後の人生にも大事な選択に活用できるので転職活動を機にぜひ考えてみて欲しい。

それと並行して仕事研究なわけだけど色々なサービスが今はある。私が実践したのはビズリーチ、リクルートエージェント、DODAです。

ここから先は完全に個人意見ですので注意

①ビズリーチ

最近もっとも脚光を浴びていると思う。ヘッドハンターサービスが個人の経歴を登録すると声がかかるという仕組みが基本。自分の市場価値を知るには最も便利だと思う。

ただし

似た業界からの声が多い。なので私にとってはあまり使いにくかった。おそらくS級人材なら便利なサービスなんだと思う・・・

②リクルートエージェント

専属のエージェントが付いて色々な提案や助言がもらえる。面接や書類の添削も無料で受けることができる。無料で。

なぜ?

エージェントは転職成立するとその人の年収の20~30%が成功報酬となるのがビジネスモデルなのです。つまりは転職希望者の転職成立のための努力を本気でサポートしてくれる!

素晴らしい!WINWINじゃないか!

本当に?

これは転職が成立して初めて報酬が発生するので転職成立が大事であり転職先は・・・・・・・

もちろん全員がそうとは言わない。でもビジネスモデル的にはそうなり易いのだ。

だってまずは転職希望するときの人になって考え見よう

今より給料が上がった方が良いか?

今より休日が多い方が良いか?

今より残業が少ない方が良いか?

職場関係が良好なのが良いか?

これにいいえと言う人います?

ではエージェント側になって考えてみます。

先ほどの条件を望む人が顧客として現れます。どう思いますか?

なめてんの?

ってなりますよね?w

だから顧客も本音を言って良いか悩む。エージェントも成立しやすい所を提案するという難しさが出ます。

これがリクルートエージェントを使って感じた問題点です。

ただ、非常に良かった点は書類添削や面接の練習です。個別の企業に対して行ってくれるわけですがそこに入社しなくても書類の書き方や面接の考え方やよく聞かれる事なんかも情報が得やすい。ただし面接に関しては最近はYouTubeでいろんな人が参考になる動画を上げているのでその方が参考になったかも・・・

オススメは

末永 雄大 / すべらない転職エージェント
このチャンネルでは、転職やキャリアについての情報をできるだけわかりやすくお伝えしていきます。 転職やキャリアのことって、学校ではもちろん、会社の人もなかなか教えてくれるものではないですよね。 そのため、このチャンネルは転職を意識している方はもちろん、全ての働くビジネスマンや、これから働くであろう学生の方にも見ていただ...

ということでリクルートエージェントは相談であって自分の考えの参考にするアドバイザーと考えるのが良いと思います。その人がオススメするなら・・・じゃなくてその上で自分で調べて自分で決める!このスタンスが良いと思います。

③DODA

これもリクルートエージェントと同じビジネスモデルです。ただしリクルートよりもメールでのオススメがドカッと来ますw

こんなに目を通せるか~

ってなるのですが私には結果このサービスが合いました。

合う合わないって非常に大事でいろんな人に相談に乗ってほしい人なんかはリクルートエージェントの方が合う人も多いと思います。しかし私の場合は現職を続ける道も残しつつ良い条件があればというスタンスで自分にできる事をコツコツと探していました。

転職でのポイントは焦らない事!

これは就活と違い時期が来たら学生が終わってしまうから決めないと無職になる!って焦りが転職であれば回避できるのです。退職を先に決めてしまうとそうなってしまうんで仕事をしつつ転職先をじっくり吟味するのが良いと思います。

休日遊ぶ日が減ったり仕事終わりの時間を使ったり大変な所もあるけど自分の人生ですから優先順位をしっかりつけてコツコツと継続しましょう。

私はこの中で今回の転職成功のカギを見つけました。それは現職で少しだけ関連のある別の業界での応募です。募集も経験者のみの応募と未経験の募集もともに行っている業界であるのでその中で書類選考にDODAを使い応募していきました。この業界は休日数も今よりも多く大企業しか参入できない障壁の高い業界でありホワイト業界の条件を満たしていました。

現実

転職は出来レース

よく言われる言葉です。書類選考の通過率は10~20%程度が現実。もちろん申し込む業界や業種にもよる。しかしこの現実を知らないと厳選した企業に準備をして申し込んだのに書類だけで落とされて落胆することになる。

そして書類選考にも転職のスキルはあるのでしっかりとどういう書き方が望まれているのかは転職の情報はネット上にたくさんあり、対策は充分無料の範疇で行える。

その上で10~20%の通過率だ。

そして何とか書類選考を通過した次は1次面接が行われる。現在はWEB面接が主流になっていると思う。直接出向く手間も省けるしお互い効率的だと思う。しかしその上でもある程度のカメラ性能やマイク性能はあったほうが良い。多少の出費だけで印象が大きく変わるからだ。どうせ数千円なのでここは投資するべき部分だと思う。

そして面接はおおよそ聞かれる内容は以下の通り。

①自己紹介

まずは時間を頂いたことへの感謝の言葉から入る。

「本日はお忙しい中御時間を頂きありがとうございます」

そして転職での自己紹介とは最終学歴からの職歴を簡潔に話すことで最後に「本日は宜しくお願い致します」で締める。

例えば

「本日はお忙しい中御時間を頂きありがとうございます。名前はxxxxと申します。xxxx年にxx大学を卒業後新卒で株式会社xxxに入社xxとして何年在籍しxxに昇格。xxという結果でxx年に社内表彰をされました。現在はxxに在籍しております。本日は宜しくお願い致します。」

これくらいで良い。

家族構成や趣味など不要です。ビジネスマナーですねw

何より面接官とのコミュニケーションの場なので相手が望む情報を提供して相手の言葉に耳を傾ける姿勢が重要です。

②転職する理由

絶対に聞かれます。

雇う側の身になってください。聞くでしょ?w

ここでのポイントは一つにまとめる事。ネガティブ要素ならそれを解決する行動をしたけど解決できなかったという主体的行動力を見せる事。

例えば

体力的により長く働ける会社で働きたいと考えたからです。長く続けられることとして現職を選びxx年勤務してきましたが業務内容において高負荷の体力業務があります。具体的にはxxx。これらの業務を定年まで勤めあげるイメージが持てなくなってきたからです。高負荷業務改善のために会社に設備改善の稟議を提出してきましたが認可が下りず自身の年齢を考えてこれがラストチャンスと考えて転職活動をしています。

ポイントはまず結論。そして具体的内容、そして主体的行動力を見せた上で本気度を見せる。

これに尽きます。そしてここでも簡潔に短くすること。会話なので一方的だと文章を読んでいる感があってコミュニケーションというには印象が悪いです。相手が気になれば後で細かく質問をくれるのでこれくらいで良いです。

その上で質問に答えるのであらかじめ質問されそうなポイントを押さえて対策できれば尚良いでしょう。

③志望動機

ここまではどの企業に応募しようと同じ内容でしたがここからが応募企業ごとに対策がいるんです。しっかりと業界研究と会社を知ることから対策しましょう。フォーマットとしては

私がxx業界を選んだ理由はxxだからです。その上で御社を志望した理由は3点あります。1つはxx。2つ目はxx。3つ目はxx。

1つ目のxxは御社のxxという理念のxxという考え方が他にはない姿勢が感じられて共感したからです。

2つ目はxxという現職での経験や力がxxという業務において生かせると考えたからです。

3つ目はxxという業務は現職はxxという商品を通してお客様の安心と安全という価値を提供してきましたがxxで安心と安全を提供して社会に貢献したいと考えました。

長くなりがちな部分なのでそこが注意。

ポイントとしては~~がやりたいではなく~~という力が生かせる。という考え方。新卒ではないので自身の経験から得た能力を具体的に生かせるように伝えること。そしてその会社じゃないと出来ない事を伝える。そしてどういう考え方を持っている会社なのかを知って共感したポイントを具体的に伝える事。

理念への共感は結構難しい。だって理念に共感できない事書く企業いないでしょ?

理念は誰にでも刺さる言葉が多い。それでも私には刺さる理由があるという場合はアリだと思います。

④各企業オリジナルな質問群

ここは是非以下の口コミサイトを参考にしてほしい。結構当たってましたのでw

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その他もいろいろあると思うのでそれらを元に対策できる事はしておきましょう。

⑤逆質問

何かそちらから聞きたいことはありますか?ってやつです。

無いです。

これはダメですよw

例えば

2点ほど伺ってもよろしいよろしいでしょうか?

1つ目はxx

2つ目はxx

1つ目を聞いた時点で相手に喋らせても良いです。聞くタイミングとの切り替えも大事だと思います。あくまでも会話の流れというのは重視しましょう。

2次面接以降では過去の面接の内容を踏まえた質問なんかも良いと思います。

1次面接ではxxさんがxxということが今後求められてくると伺いましたがそのために入社前にできる事は何かありますでしょうか?

という感じでしょうか?

概ね面接としてはこの形が殆どだと思います。

このような面接が担当が変わり数回行われ場合によっては直接対面にて行われていくこと数回。私の受けてきたところですと2~3回が殆どだと思います。

※希望年収の伝え方

現職だとxx万円で未経験なので10%ほどダウンしても仕方ないと考えてはいますけど可能なら現年収以上です。

これで私は現年収+100万円を獲得しました。

おそらく評価の仕方は企業それぞれでしょうし正解は無いと思います。報酬が良くてもその人が長く幸せに勤務できるか。双方の利益のバランスが取れてこそ転職は成功と言えると思います。

まとめ

今回の転職活動は本格的に活動した期間は約3か月だ。

実際に転職エージェント登録をしてからだけど。

それでも今回実際に転職活動をして皆さんに伝えたいのは転職活動は自分と向き合う良い機会です。

転職活動をすれば今の自分に何が出来るか?世間から何を求められているか?今の環境は恵まれているか?今後の可能性は?

などなどいろいろと知ることができる。

自分のことを本質的に突き詰めるのはとても疲れるけど誰よりも自分の未来の事だからこそ大事にしてあげるべきだと思う。

転職活動の結果転職しなくても良いし転職して新しい環境で挑戦することも良い。ただし転職活動は現職の関係者に知られるとそこに残る選択肢が取りにくくなるから誰にも話さずに進める事。

喋りたがりな私には結構これもきつかったな・・・

人生の選択肢は自分で決める。当たり前だけど会社に依存しすぎては今後は生きていけない。今回私は転職をする。休日も増えるし収入も増える。与えられた期待には責任をもって貢献したい。

私の人生は一つ大きな分岐点を進んだ。

継続も力。

決断も力だと思う。

それではまた!

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