このシリーズは2021/4/13に米国レバレッジETFを7種各10万円、合計約70万円購入してその後どうなっていくかを分析してみようと思い始めました。今回で9か月目になります。好調な米国株を勧める意見は多いのにレバレッジは危ないという意見をよく聞きます。実際に購入してみてどうなったかを毎月記事にしてシリーズ化してます。これから購入しようか悩んでいる人や買い増しを考えている人に参考になればと思います。
今回の期間では
警戒感薄れる?ハイテクと小型株が下落
という結論です。詳細は考察欄にて。
購入したのは7種のETFで
SOXL 半導体
SPXL S&P500
TECL ハイテク株
CURE ヘルスケア
DRN 米国REIT
TNA 小型株
FAS 金融
この7種を各10万円程度の購入をしました。そして1か月ごとの結果をブログと動画で公開していこうと思います!
そして今回が9回目です。
それではこの1か月経過でどうなったかを振り返ってみます。
2022年1月14日の結果
こんな感じです


特定口座分が同時、同額購入した分になります。一般口座はこれを始めて割安に感じたときに買い増しをした分になるので比較には含めないようにします。
その他の個別株やらもありますが無視してくださいw
DRN(REIT) +56371円
FAS(金融) +55818円
SPXL(S&P500) +43893円
TNA(小型株) -13077円
CURE(ヘルスケア) +48924円
SOXL(半導体) +40994円
TECL(ハイテク) +50036円
トータル +282959円
とこのようになりました。先月からの変化した状況を見てみましょう!
DRN(REIT) +53773円 →+56371円 変化+2598円
FAS(金融) +33892円 →+55818円 変化+21926
SPXL(S&P500) +48453円 →+43893円 変化-4560円
TNA(小型株) -5897円 →-13077円 変化-7180円
CURE(ヘルスケア) +48556円 →+48924円 変化+368円
SOXL(半導体) +57018円 →+40994円 変化-16024円
TECL(ハイテク) +81986円 →+50036円 変化-31950円
トータル +317781円 →+282959円 変化-34822円
とこのような感じです。マーキングしたのは一番上昇したのと一番下落したものをマーキングしてます。そしてスクリーンショットを見ると分かると思いますが全て特定口座で購入したものが最初の購入分で同時、同額に購入して比較しているもので一般口座で購入しているのは日々の変化を見て前日比較して割安に感じたときに買い足した分で今回の比較データをもとに裁量取引に生かせるか自分で試しています。
考察
米国のテーパリングが早期化しそうといううわさが出てからハイテク株の下げが大きい。TECLに限らずナスダック全体でも大きく下げた。

長期で資産形成をしていこうとしている人にとっては刺激的過ぎて不向きだといわれるレバレッジETF 。メインとなるコア資産ではなくて投機的要素が強いように感じます。もちろん米国株自体は未来の見通しも明るいですが・・・
レバレッジをかける以上早期償還のリスク、手数料の割高さ、市場との乖離が起きるのがデメリットです。
今回の企画は米国のレバレッジETF7種を同時同額で購入し比較してみること。
これによって米国株の中でも何が最も成長したのか?そして資金の流れを時間とともに眺めることができると思います。
今回の12/14~1/14は
全体的に少し下落
その中でハイテクと小型株が下落というのが少し怖い兆候。
通常経済の衰退の時は小型株にまず下落が来てから全体に波及する流れが多く、12月も毎日大きく動いて乱高下している状況が続いていて12月段階では小型株のみの下落だったけど1月はハイテクが最も下落した。
これが暴落の予兆かどうかは分からないが警戒はしておいたほうが良いかな。
これが今回の期間の一番のメッセージです。
このメッセージは使い方としてトライオートETFのようなCFD取引であれば売りエントリーで下落を利益に変えることもできるし今回の7種のようなETFを新規で買い増しするにも良いと思います。ただしここからまだ大きく下がる場合は損失の拡大にもなりえるので注意が必要です。
今はまだトータルで良い結果になっているけど半年程度で資産が半分近くになる可能性も十分あり得る投資手法だということです。あくまでも余剰資金で行うべきですね~。積み立てでリスク分散するという考えもあるでしょうけど、コア資産になるにはリスクが高すぎだと思うのでコア資産はレバレッジは無しで良いと思います。そちらも毎月記事と動画でUPしてますので参考にしてみてください(積み立てNISA定期報告シリーズ)(動画版)

さて、スクショを見て気が付いている方もいるかもしれませんが楽天証券を活用しています。
日常生活で楽天サービスを活用して楽天経済圏の恩恵を受けている私としては欠かせないサービスなのですが口座開設も簡単でした。現在はSBI証券と楽天証券、そしてトライオートETFのインヴァスト証券の3つをメインで活用しています。
SBI証券に関しては長期積み立ての老後資産を行っており積み立てNISAとIDECOはこちらで行っています。
インヴァスト証券についてはトライオートETFとトライオートFXなのでリスク高めの投資。
楽天証券については今回のレバレッジETFを行ってはいますが今後、また新たな活用もしていこうと考えています。

このように相場の動きが見えてくると今後の未来を考えて新たな投資先の検討に役立つようになるのではないか?と考えてブログ記事にしています。
日々の動きを見て大きめの下げを感じたときにナンピン買いを行っています。最初のスクショで一般口座がその分です。
楽天証券では米国株をリアルタイムで株価を表示するには有料サービスになるのだけど1カ月に1回以上約定すれば無料になるので毎月1回以上米国株を細分化してナンピン買いしているという活用をしています。
これが今回の企画で得られる情報を有効活用できる方法ではないかなって考えていますがまだ感覚的な運用なので再現性という意味だとリアルタイムでない限り難しいとも思います。それでも考え方を知れば自分で同じような運用方法を取ることはできると思いますので良かったら参考にしてみてください!
大きな資産を入れるには中々リスキーな投資手法だけどサラリーマンの場合は給与収入というある意味安全資産が入り続ける限りこの手法で新たな投資先を見つければより良い資産構築ができるんじゃないかな?
それではまた!
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