地味ではあるけど私の投資の中で老後資金という長期投資の中核を担うのが積み立てNISAだ。これは積立期間20年間かけて、その後20年間かけて引き出すことで最大合計40年間の投資期間を非課税で行うことができる正に老後資金作りにうってつけなのだ。ただし様々な制限が設けられていて年間40万円までの上限金額や20歳以上などだ。
もう一つの非課税投資制度でIDECOも実施しているがそれはいずれ別の機会で・・・
今回で2021年の9月版。今月は通常月なので3万円の入金になります。
積み立てNISAって何?って人はこちらから
積み立てNISAの開始時期
私の開始した時期は2018年の12月頃です。その頃はウェルスナビやトライオートFXを始めたばかりの頃で積み立てNISAのお得感をネットで知り開設までの行動を始めていました。
資金のない当時の私としては積み立てNISAをこのように設定しました。

目的 老後資金
運用金額 毎月3万円ボーナス月+2万円(年額40万円満額)
出口戦略 20年後から20年かけて引き出す予定(期間をフルに活用する)
運用先の選定 ネット証券最大手SBIでEマクシススリムS&P500
年齢 運用開始時2018年で36歳。56歳まで積み立て76歳まで引き出す予定
出口後 76歳以降のためにも余力があるなら引き出したのち別の投資先へ再投資
積み立てNISAは20~40年後のことを考えた長期投資になる。だからこそ王道を選択したつもりだ。米国株のS&P500の選択理由は世界のTOPであり、中身の構成が入れ替わり続ける限り成長を続けると考え選んだ。そしてSBI証券は楽天証券への切り替えも考えたが(ポイント優遇のため)ネット証券最大手は当時SBI証券であり、長期目線であれば最大手の口座保有の方が安心と考えました。
2021年9月11日の状況
現在まで2年9カ月での運用成績はこんな感じです。



そしてもう1枚
この段階での投資金額は1120000円です。スタートから2年9カ月での状況となります
先月は
運用収益率 +43.2%
運用収益額 +471265円
であったので先月との差額は
+0.2%
+14787円
と、収益額、収益率ともに上昇。順調に利益は増えているむしろ利益率は高すぎる。まだ上昇するのか・・・
現在の状況
2021年に入ってから基本的に右肩上がりの上昇をしている。8月に入ってからは夏枯れ相場というように大きな動きもなく停滞気味です。日本人だと理解に苦しむのですが海外では長期休暇を取る人が多い時期であり相場も動きが少なくなりやすいのでしょう。9/6のレイバーデーという米国の祝日くらいまではそんな状況が毎年多いようです。

長期休暇でもマーケットはオープンしてるよね?

祝日にしてマーケットを閉めなくても個人単位で休日を取得できる国が多いのでしょう
羨ましい限りだ・・・

政府の金利が低ければ株価が上昇して金利が上昇したら株価が下がる。そして金利は景気が良くなれば上昇する、そして景気が悪ければ低くする。この構図はコロナ以降ずっと続いている。実体経済ではなく政府からの支援によって株価が上下する。労働者階級は振り回されて富裕層は更に資産を増やす。そんな時代の象徴ですね…
だからこそサラリーマンは会社に左右されないためにも個人で稼げる副業や投資を始めていくべきだと私は考えて今日も行動していきます。
考察
積み立てNISAを定期的に振り返るためにブログ記事で1カ月に1度記事にしてみることで定期的に振り返るきっかけとして今回の記事が8回目となる。
投資としては一番王道なS&P500でしかも利益に税金がかからないという積み立てNISAだ!おそらく投資レベルの高い人にも「この方法はやめとけ!」と言われることはまずないだろう・・・というくらい無難な選択をしたつもりだ。
だからこそ地味だ(;´∀`)
トライオートETFやトルコリラ、仮想通貨なんてのは毎日がジェットコースターで記事にしても内容が派手で動画にもできる!
積み立てNISAは地味すぎるから記事力弱いw
しかし目的は老後資金にしているからこそ地味な結果を地道に積み重ねることでリターンに繋げるのだ!

ブログ執筆段階では米国のテーパリング時期が年内ではないか?でもいつなんだ?みたいな話が多く多額の融資で成長してきたハイテク株なんかはテーパリングによって大きく株価が左右されそうだ。株式の売買を繰り返して利益を出すには相場が動くことはチャンスにもつながる。ただそれは今回の記事のような積み立てNISAとは違う。積み立てNISAは相場がどれだけ動こうとも淡々と積み立て続けることが何よりも重要なんだ。それが出来れば長期では高確率で資産を増やせる。リスクと労力をかけない代わりに時間をかけることでリターンを得る。
でも私としては積み立てNISAで相場の動きを感じられれば別で行う短期売買にも経験が生きるんじゃないか?とも考えています。
実際に自分のお金を投資に回せばリスクとリターンの本当の意味が理解できる。そして実際に自分の資産を投資に回さなければ情報を得ようとする姿勢も大きく違う。
私は老後資金を考えだして積み立てNISAにたどり着いたけど短期売買も行っている。その結果昨年は100万円以上の投資利益を得ることができ、2021年も9月現時点で100万円を超えた。それはレバレッジETFやトライオートETFなどリスクを取った分リターンを得られたわけです。
もちろん過去トライオートFXでは80万円分のロスカット損失も経験しました。
そこで退場せずに生き残れたトライオートETFが利益を出せる源に成長しました。これは自分の資産を投資に回し暴落を経験できたことが糧となって生きています。
愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶという言葉が私は嫌いです!
経験から学ぶ本当の価値が違うと考えています。得られた答えが同じだとしても自分の経験から出せた答えはその人にとって自分で見つけることができた自信や喜びにも繋がります。
投資で得られるリターンは資産だけでなく現代を生きていく力だと思います。
それではまた!
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