私の職種は・・・営業です!
とある業界の小売店にて営業をしているのですが今後の時代に対してこの職業を続けられるのか?営業とは?そんな内容を記事にしてみようと思う。

考え始めたきっかけ
私は大卒で今の会社に就職して転職経験はない。勤続15年を超えた。以前は転職回数の多さは我慢のできない人とか、仕事が出来ない人というイメージだったのではないだろうか?私はそう思っていました。
ですが、コロナをきっかけに時短営業となり、自分の時間を持てえるようになって初めて自身の知っていた世界が急に狭く感じるようになった。私のキャリアは28歳から役職を与えられて今の立場は業績によって給料が決まるいわゆる成果給なのだが・・・

業績を上げても給料はそれほど上がらず、基本給の昇給は止まる。すると役職を与えられてから10年間でふと立ち止まると役職を持たず平社員で基本給の昇給を受けていたほうがメリットが多いことに気が付いてしまった。

また、IDECOを開始するにあたって所属企業の印鑑手続きが必要になり会社の人事に確認したところ、当社は確定給付企業年金に加入していてIDECOに拠出できる金額が減るとのこと。
その頃は確定給付企業年金がどんなものなのかを知らなかったのでネットで調べてみると要は退職金の事であった。そして老後資金の計画のため退職金とはいくら支給されるものなのかを人事に聞き、私の会社は基本給をベースに計算することを知りました。
???
それなら、役職者は基本給が上がらず成果を出しても給料にそれほど変わらないのは・・・
そこで私は役職を降りることを希望するわけです。その分を自身の個人でできる副業に携わるほうがチャンスがあるという判断です。そこについては自己紹介欄を参考にしてみてください。

話が逸れました。
問題点はこんな会社の構造が日本には多いということなんです。私の会社は小売業ですが商品を売るための営業話法や言い回しばかりに重きを置き、上層部は新しいビジネスを立ち上げることや新たなチャレンジをする素振りが全くありません。商品の販売も対面の店頭販売のみ、現金のみ、電話とFAXのみでメールやチャットSNSを社内連絡には一切使わないという昭和な企業体質なんです。
そこで副業をブログとして始めた私は初めて外の世界を知るわけです。

もちろん一部上場企業とかITの専門分野でもないので莫大な投資をしろというわけではないのですが無駄な時間を削減するための投資や新しいビジネスへの挑戦などは環境の変化に対応するためにも必要だと思います。
時代はどんどん変わってきているのです。

営業の存在とは
時代の流れとともに危機的なのは営業マンだ。
日本のサラリーマンの代表といえば営業だと思う。これは日本人の細かな気配りやおもてなし精神で顧客との関係を作っていく日本の発展の歴史から今でもその形が多いと思う。もちろんそうでない営業もあるとは思うが・・・
訪問営業、接待、賄賂・・・のような取引を経て契約。このような昭和サラリーマンの名残は大企業や歴史の長い企業に特に多いと思う。そして年功序列だからその世代が指揮を執る以上体制は変わらない。

本来は事業を行っていると新規の顧客の開拓や既存顧客の対応などが営業の存在理由である。新たな商品をニーズのありそうなところへセールストークを準備しておき売り込む。もしくは既存客からの紹介で売り込むなど基本的に商品やサービスを「売る」ことが最大の存在理由だ。
営業は要らない理由
しかし、このコロナによって今後状況は大きく変化していく。対面が減りテレワークの普及。これによって仕事の結果が分かりやすくなり働かないおじさんが淘汰されていく。
つまりは、働かないおじさんをメインに相手にしていた営業は・・・
危機です!

つまり、訪問営業、接待などは今後の時代に不要であり使えない技法となった。
そして、営業という仕事には人である必要性が薄れている。商品の売り込みはもはや広告宣伝とネット丈夫で事足りるケースが多い。今のネット社会で情報の精度は上がり無料で得られる有益な情報に満ち溢れている。
であれば、自身に必要なものを考えたときにネット検索で必要な商品やサービス、そして価格まで比較できる透明性の高い社会になってきている。そうすると、ユーザーは自分で商品を見つけ必要であればそのままオーダーできるようになりつつある。もしくは
商品の良さを説明するにも営業マンではなく第三者を装ったアフィリエイト広告が営業マンの代わりを担いだした。であれば、ネット広告で商品の良さを広め喋る広告塔アフィリエイター達が商品の説明を行い販売へと導くことができる。

では、私(営業)は今後どうなるのか…?
今後の営業の姿
正直どうなるんでしょうねw

もちろん業種にもよると思うんですよ。ただ私の場合は小売店における営業ですから対面販売ありきなんですよね~。
私としてはこの仕事で収入を伸ばせることはもう無いと判断しています。ですがサラリーマンのメリットは享受したい。ずるいかもしれませんが・・・
なので、降格した現在の立場で勤務時間は仕事に集中しますが取り易くなった休日を活用し副業にチャレンジする時間を確保して自分で稼げる土台を作ろうと思っています。

現在は、投資から始まり情報発信(このブログやツイッターYouTube)を総合的に行い労働型ではない収入源である副業を試行錯誤しています。
もちろんブログや情報発信は労働をするわけですが作成したものは継続的な収入となるので資産収入に近い発想ができると思います。そして何より自分で作ったものの収入は自分にダイレクトに反映されることはやりがいに繋がりますよね!

では本業はやる気がないのか?
もちろんやる気はあります!15年続けられてますし。好きな仕事なので。
与えられた立場と環境の中でどう営業をしていくか。ネット情報に負けない力のある情報発信を対面にて行うことが今後の私の営業のあるべき姿、と思います。
例えば、ネット情報の大半は何か利益が絡んだ情報が上位に表示されやすくなってます。かといってネガティブな情報も探せばすぐに出てきます。こうなると結局どうなの?ってなりますよね?

私は良くなりますw
ならば、それらをすでに知っている立場としてのプロのアドバイスに徹していれば営業としての意味はあるのではないか?
いわゆる提案型営業です。もちろん今じゃネットにもその人に合った広告が自動表示される時代ですけど対人コミュニケーションを通して個性を理解してくれている人からの提案にはネットにない力もまだ存在しているのではないか・・・
ただし、コロナ禍で対面が悪とされている流れで会社側のシステムも変化していかないとこの理論も難しいのは確かだ・・・
今後の営業とは果たして存在できるのか、消えていくのかいずれにせよ大きな変化の中にあるのは間違いない。時間を作って新たな道を模索し収入源を複数持つことはメリットしかないのでまずはそこに注力して変化を見定めよう。
それではまた!
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