トルコリラ定点観測9カ月目2021/09/24

FX

2020年12月24日、世間様はクリスマスイブだというのになぜか私はトルコリラを購入しました w

かつてトライオートFXでロスカットを食らいFXで80万円を溶かしたのに・・・

それでもトルコリラを購入したのはこちらの記事を参考にしてください

そして、今月追加入金と追加稼働をさせました。エントリータイミングとしては直後に下落するという最悪のタイミングでしたが(+_+)

追加投入金額は25万円。9/8に追加購入は5万通貨を2回で10万通貨稼働させました。

購入時

まず購入の仕方はトライオートFXです。その中でのトルコリラ/円なんですが通常トライオートFXは一定の金額で買い一定の金額になったら売りで決済をするのですがこのシステムでの私の結果はロスカットだったので今回は違う。

トライオートFX

まず利益の出し方の違いはスワップ利益狙いだ。しかもその中でも自動売買のFX会社を利用しているがマニュアル取引で買い付けだけして売りを行わない予定だ。

↑ここからマニュアル注文できます。

これはFXでの長期運用の可能性を探してみたい実験でもある。

資産運用に正解は無いと思う。それは人によってリスク許容度も違うし時代によって利益の出るものも違う。そして個人の感性でそれが合う合わないも現実問題ある。

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私の感覚としてはスワップ利益は高配当株の考えに近くて毎日金利が細かく確定利益として配分される感覚に近いと考えています。しかし、そもそもの貨幣価値が不安定で金利自体も不安定なことは知っているだからこそ少額での運用スタートなのだ。

それでは購入時のチャートです。

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右に小さく〇したところです

9か月後

12/24にエントリーして最初の1か月は綺麗に上昇し、2月の後半に連日の下落で一時評価益で+20万円が2/26時点で+89000円まで下落。その後+20万円まで回復後一気にマイナスへ転落!そして何とかプラス圏へ。そして3月後半にエルドアン大統領による中央銀行総裁の更迭で暴落・・・。一時は盛り返すも徐々に下落し12円台へ。

4か月目にしてスワップ金利と含み損を合わせてマイナス圏に突入しました(T_T)

5カ月目の動向として大きな動きもなく13円台前半になったり12円台に戻ったりという繰り返しで大半が12円台という形になりました。

やっぱり不安定なんだなぁ

そこからの6月は殆ど12円台で推移する。じりじりと下落するしかないという希望の少ない現在のチャートはこんな感じです。そして定点観測として大事なデータはこちら

点線を引いてあるのが8/24で9カ月目の動きとなります。

一番重要視しているのが累計スワップです。このデータでの項目は

・ポジション量は25万

・累計スワップ+196130円

・期間は12/24~9/24

・評価損益は-255100円

・1か月間でのスワップ金額 33750円

エントリー時の価格は最初の15万通貨分は13.715で2021年9月追加分は9/8に13.183に5万通貨、13.034に5万通貨となっております。

為替価格で有効証拠金が上下するのでハラハラします。しかし為替の上昇を狙ってるわけではないのであくまでもスワップに注目していきましょう。

これが毎月に利益推移と累計利益の推移だ。もちろん通貨自体の価値の含み損は含めていない。エルドアン大統領のせいだw

トライオートFX

スワップポイントとは簡単に言うと預金金利に差があるのでその通貨を保持していると金利がもらえるのだ。トルコリラでいうと現在の金利は18%です。日本の金利は0.001%とかなのでその差が理解できると思う。しかしその金利の高さはリスクの高さでもある。だって高配当株への投資で年間19%なんてありえないもしくは相当リスキーですよ。トルコはイスラム圏でもあり、政治、経済ともに不安定な状況で金利も昨年は8%~17%と大きく動いている。こうも不安定であれば通貨の価値自体が危ういのでいくら金利が高くてもトルコリラ自体の価値が下落しては意味がない。そうして大きな損失で撤退した人が多いのだ。

今回私がトルコリラでのFXを始めたのは資産の分散を考えてのことと、金利で利益を得る体験をしてみたかったのがポイントだ。

私の資産は日本円とアメリカの投資信託やETFなので円とドルだ。新興国が関連するものが無いので通貨として一度保有してみるという感じだ。新興国株式でも良いが興味を持てるものがなく、スワップ金利は基本的に毎日金利が確定利益として計上されるコツコツ型だ。利益の発生の仕方は高配当株の配当金を受け取る感覚に近いのかな~という感じで試してみたかった。

リスクの高さは十分把握している。だってFXでロスカット食らってますからw

ですが、リターンを得るにはリスクを負う必要がある。幸い私はサラリーマンとしての安定収入がある。これが労働資本だ。そして独身の39歳なのでまだリスクを取れるのだ。しかし過去の経験から少額での運用からスタートするべきと考えているので40万円からのエントリーだ。証拠金比率の重要性も把握しているのでエントリー時で約480%だ。

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大事なところはコレが100%になるとロスカットされるのだ。これはトライオートFXとトライオートETF共通のリスクだ。これが絶対回避すべきポイントです。トライオートETF は現在約1800%あります。リラは初めて買うのでどれだけの量買えばよいのかわからなかったので480%になってしまった本当は500%以上を維持しておきたいなぁ・・・

4月は下落が大きく396%まで下落してしまった・・・

9/24現在は394%となっている。

9か月を終えての感想

実際に9か月保有してみての結果は以上だけど個人的な感想としては

継続保有すべき

です。まずは金利が毎日確定利益として積み上げてくれるのはトライオートETFと同じく利益自体は円で積み重ねるので為替リスクが無い。そして相場自体に動きが無いと利益が発生しないのがトライオートFXもトライオートETFも共通だったけどトルコリラのスワップは相場が動かなくても保有さえしていれば利益を積み重ねてくれるという感覚は今までにない感覚だった。

しかし今月はブログ執筆時点で大きな下落を迎えている。19%あったトルコリラの政策金利が18%に下がったからだ。これによってまた12円台に突入し現在はスワップと含み損を含めてまたマイナス圏に突入となった・・・

これがトルコリラの怖い所なのだ。

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ただし、高配当株と同じで割安だと思うところでエントリーしないと含み損を大きく抱えることも考えられるのでエントリーするポイントが大事だと考える。この点も高配当株に近い感覚じゃないかな?

最初の1か月は綺麗に上昇した後2月の後半の下落はあっという間に評価益を半分に変えるもので

「あの時売っておけば…」

みたいな考えも少しありましたが今回はスワップ金利とテーマを決めて実施しているので気持ち的には割と落ち着いています。しかしこれが資産のメインだとするなら落ち着かないでしょうねw

そして案の定3月は下がってまた上昇結果的には24日では+20万円近い含み益を抱える状況に・・・

そんな中3/22朝起きてみたら大暴落で+20万円の含み益がー10万円になっている・・・

なんかのエラーかと思ったけどどうやらエルドアン大統領が中央銀行のトップを解任したとのこと。すると15.2円から一時12.8円まで下落。これが新興国通貨のリスクなんでしょうね。良く分かりました。

やはり少額での運用でまだ様子見かな・・・

スワップ金利は最初の1か月が8500円程度だったがその後は安定的に毎月2万円程度のスワップ金利を稼ぎ続けている。毎月2万円の収入の柱はサラリーマンにとっては大きい。

評価額が減ったのでこれが今後のスワップ金利にどの程度影響するのかが未知数なので怖い所だ。しかし時間を重ねるだけで金利を受け取れる感覚は面白い!

平日で約1日たてば約1000円が増えている感じだ毎月1~2万円になる。これが40万円預け入れているだけで収入が増える柱になっている。評価額の上下もあるけど余剰資金であれば十分楽しめると思う。もしこれが100万円なら2.5倍で毎月5万円。1000万円なら50万円だ。逆算するなら毎月10万円欲しいなら200万円(75万通貨)。毎月20万円なら400万円(150万通貨)となる。

世間では高配当株がもてはやされている気がするけど高金利通貨は否定されてばかりいる気がする・・・高配当は年3~4回の配当金が出るがトライオートFXのトルコリラは毎日金利差の収益が確定利益として得ることができる。細かく利益を積み上げていけるのは大きなメリットだ。

何事も自分で試すことが一番確かな情報源になると思う。

積み上げてきたスワップ金利も9カ月経過で19万円を超えた。通貨自体の価値が不安定だけどサラリーマンというディフェンス能力に長けている立場を生かし少額ながら投資でリスクを取る。個人にとって心地良いバランスを取って継続していく事が最も大事なことかなと考えています。

とはいえリスクが高い取引だという評判のトルコリラ、運用する人の状況によっては危険になりかねないので注意だ。しかし、現役サラリーマンは安定した労働資本という強みのある人は固定費を削減して自身の労働資本で生活資金と長期投資を回しそれとは別の短期投資として実施するには面白い選択だと思う。なので今後も定点観測をブログで情報発信していこうと思います。

それではまた!

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