2020年12月24日、世間様はクリスマスイブだというのになぜか私はトルコリラを購入しました w
かつてトライオートFXでロスカットを食らいFXで80万円を溶かしたのに・・・
それでもトルコリラを購入したのはこちらの記事を参考にしてください
そして、2021年9月追加入金と追加稼働をさせました。エントリータイミングとしては直後に下落するという最悪のタイミングでしたが(+_+)
追加投入金額は25万円。9/8に追加購入は5万通貨を2回で10万通貨稼働させました。
購入時
まず購入の仕方はトライオートFXです。その中でのトルコリラ/円なんですが通常トライオートFXは一定の金額で買い一定の金額になったら売りで決済をするのですがこのシステムでの私の結果はロスカットだったので今回は違う。
まず利益の出し方の違いはスワップ利益狙いだ。しかもその中でも自動売買のFX会社を利用しているがマニュアル取引で買い付けだけして売りを行わない予定だ。

↑ここからマニュアル注文できます。
これはFXでの長期運用の可能性を探してみたい実験でもある。
資産運用に正解は無いと思う。それは人によってリスク許容度も違うし時代によって利益の出るものも違う。そして個人の感性でそれが合う合わないも現実問題ある。

私の感覚としてはスワップ利益は高配当株の考えに近くて毎日金利が細かく確定利益として配分される感覚に近いと考えています。しかし、そもそもの貨幣価値が不安定で金利自体も不安定なことは知っているだからこそ少額での運用スタートなのだ。
それでは購入時のチャートです。

右に小さく〇したところです
10か月後
さて、10カ月後の現在の状況はというと・・・

はぁ、トルコリラなんて手出すんじゃなかった(+_+)
というような状況なのです。これが現在の日足チャート2021/10/25

政策金利が予想以上の下げで18%→16%に引き下げられて暴落。エルドアン大統領が10か国の大使に追放警告を行い暴落と立て続けに大きな下げがありました。
相変わらず政情不安定だな。
ただ大統領の支持率も低下してきているのでこれで政権が変われば回復する要素にもなるんだけど現在抱える含み損はどんどん拡大しているわけで・・・
さて基本データでの項目は
・ポジション量は25万
・累計スワップ+231130円
・期間は12/24~10/24
・評価損益は-450100円
・1か月間でのスワップ金額 35000円
エントリー時の価格は最初の15万通貨分は13.715で2021年9月追加分は9/8に13.183に5万通貨、13.034に5万通貨となっております。
為替価格で有効証拠金が上下するのでハラハラします。しかし為替の上昇を狙ってるわけではないのであくまでもスワップに注目していきましょう。
これが毎月に利益推移と累計利益の推移だ。もちろん通貨自体の価値の含み損は含めていない。エルドアン大統領のせいだw


このグラフだけ見ていると安定的にスワップ金利で儲かる仕組みには魅力を感じるんだけど貨幣価値そのものが下落していくスピードがそれを上回る・・・
一応スワップ金利で利益を生む仕組みは
スワップポイントとは簡単に言うと預金金利に差があるのでその通貨を保持していると金利がもらえるのだ。トルコリラでいうと現在の金利は18%です。日本の金利は0.001%とかなのでその差が理解できると思う。しかしその金利の高さはリスクの高さでもある。だって高配当株への投資で年間19%なんてありえないもしくは相当リスキーですよ。トルコはイスラム圏でもあり、政治、経済ともに不安定な状況で金利も昨年は8%~17%と大きく動いている。こうも不安定であれば通貨の価値自体が危ういのでいくら金利が高くてもトルコリラ自体の価値が下落しては意味がない。そうして大きな損失で撤退した人が多いのだ。
今回私がトルコリラでのFXを始めたのは資産の分散を考えてのことと、金利で利益を得る体験をしてみたかったのがポイントだ。
私の資産は日本円とアメリカの投資信託やETFなので円とドルだ。新興国が関連するものが無いので通貨として一度保有してみるという感じだ。新興国株式でも良いが興味を持てるものがなく、スワップ金利は基本的に毎日金利が確定利益として計上されるコツコツ型だ。利益の発生の仕方は高配当株の配当金を受け取る感覚に近いのかな~という感じで試してみたかった。
リスクの高さは十分把握している。だってFXでロスカット食らってますからw
ですが、リターンを得るにはリスクを負う必要がある。幸い私はサラリーマンとしての安定収入がある。これが労働資本だ。そして独身の39歳なのでまだリスクを取れるのだ。しかし過去の経験から少額での運用からスタートするべきと考えているので40万円からのエントリーだ。証拠金比率の重要性も把握しているのでエントリー時で約480%だ。追加入金は2021年9月に25万円追加して65万円投資している。

大事なところはコレが100%になるとロスカットされるのだ。これはトライオートFXとトライオートETF共通のリスクだ。これが絶対回避すべきポイントです。リラは初めて買うのでどれだけの量買えばよいのかわからなかったので480%になってしまった本当は500%以上を維持しておきたいなぁ・・・
10か月を終えての感想
実際に9か月保有してみての結果は以上だけど個人的な感想としては
撤退したい・・・かも
です。まずは金利が毎日確定利益として積み上げてくれるのはトライオートETFと同じく利益自体は円で積み重ねるので為替リスクが無い。そして相場自体に動きが無いと利益が発生しないのがトライオートFXもトライオートETFも共通だったけどトルコリラのスワップは相場が動かなくても保有さえしていれば利益を積み重ねてくれるという感覚は今までにない感覚だった。
しかし今月はブログ執筆時点で大きな下落を迎えている。政策金利が引き下げられて暴落しエルドアン大統領が外国大使に追放警告発言して暴落。
これがトルコリラの怖い所なのだ。

世間では高配当株がもてはやされている気がするけど高金利通貨は否定されてばかりいる気がする・・・高配当は年3~4回の配当金が出るがトライオートFXのトルコリラは毎日金利差の収益が確定利益として得ることができる。細かく利益を積み上げていけるのは大きなメリットだ。
何事も自分で試すことが一番確かな情報源になると思う。
そこでいきなり大きな金額を投資してしまうとこのような暴落で大ダメージを負いかねない。だからこそ小さくスタートすることが大事なんだ。今は厳しいトルコリラ、今は絶好調の米国株。共にいつまでも同じとは限らないしばらく増資をすることは無いだろうけど定点観測しつつ継続していこう・・・
積み上げてきたスワップ金利も10カ月経過で20万円を超えた。通貨自体の価値が不安定だけどサラリーマンというディフェンス能力に長けている立場を生かし少額ながら投資でリスクを取る。
とはいえリスクが高い取引だという評判のトルコリラ、運用する人の状況によっては危険になりかねないので注意だ。しかし、現役サラリーマンは安定した労働資本という強みのある人は固定費を削減して自身の労働資本で生活資金と長期投資を回しそれとは別の短期投資として実施するには面白い選択だと思う。なので今後も定点観測をブログで情報発信していこうと思います。
それではまた!
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