ハイそれでは定例のトライオートETFの実績報告に入ります。
環境

これがナスダック100トリプルの日足チャートで、ラインを引いているところが3月1日です。2月中旬を頭に下落トレンドへ。この頃の話題は経済の活性化に伴うアメリカの長期金利の上昇が起きて、ダウは最高値の更新を続けるようになる。そしてナスダックは下落に転換してダウとナスダックの乖離が起きたのが3月の動きでしょう。これはグロース株で構成されるナスダックは銀行からの融資を多く受けて成長している企業が多く金利が上昇すると利益が下落する。それにたいしてダウは伝統的な工業株が多く、コロナで失われた雇用も回復し、一般の消費活動が増えて業績が回復しそちらに投資マネーが流れ込んで乖離が起きた・・・というところでしょうか。
そしてこの3月はトライオートETFの自動売買の特性を理解するのに実はとても貴重な月だったのです。それは最後の戦略のところでまとめます。
実績
では2021年3月の実績です

こんな感じです
・実現損益は+107580円
・金利手数料-5186円
・差し引き実現損益+102394円
・評価損益-48040円
となります。
12月から続けて4カ月連続の10万越えだ。GOOD!
所見
2020年の確定利益はこんな感じです
・2020年1月 105414円
・2020年2月 161153円
・2020年3月 -267065円
・2020年4月 19594円
・2020年5月 19073円
・2020年6月 254516円
・2020年7月 273074円
・2020年8月 392470円
・2020年9月 127937円
・2020年10月 36006円
・2020年11月 65482円
・2020年12月 100369円
すると2020年の確定利益合計は1288023円となった
そして2021年へ
・2021年1月 102473円
・2021年2月 135007円
・2021年3月 102394円
投資素人のサラリーマンが様々な投資と情報発信の副業を始めてここまでの成績は我ながらなかなかじゃないだろうかw

しかし、そんな甘い世界じゃないのも知ってます。それでも情報があふれている現代は自分で試して経験し自分にしかない正解が多いのも確かだ。
この手法になって安定した利益とメンタルを維持できるようになってきた。通常はあそこで売って利益確定しておけば~とか考えるんでしょうけど自動売買のメリットをうまく活用できていると思います。
下げの局面でもう少し下がれば新規稼働できるぞ~なんて下げを喜び上げでも喜べるのは自動売買のおかげですよね。
戦略
こうして毎月の実績を分析してみるとトライオートETFは波がすごい・・・
30万円を1か月で超えた時は「これだけで生きていけるんじゃ?」
・・・とまでは思いませんけどw
波がある分これに頼りすぎないように他の投資も並行して研究していこう。現在は高配当ETFや債券、ゴールドも視野に入れています。
ビットコインも興味はあるけどリスクの高さと技術に対する理解が現在まだ私個人として追い付いていないので保留かな~
このままトライオートETFを増額するか楽天証券で気になる銘柄を購入していくか・・・
そして今注目している高配当株銘柄への投資としては
・VIG
・HDV
・SPYD
そして高配当個別株としては
・ARCC
・花王
・コカ・コーラ
・ジョンソン&ジョンソン
なんかが気になりつつ購入に至っていない銘柄です。
伝統と安定のETFとちょっと癖のある個別株です。まずは少額でのエントリーという私のセオリーに沿ってやればいきなり大けがすることは無いだろう。

2月は中旬以降の下落で今回は合計4回に分けて新規稼働と既存停止を行うことになった。
本来の運用方法としては
・10%下落したら新規稼働して既存を停止
・ヘッジャーの売りは稼働させない
・利確幅や中身は変更しない
これが私の運用方針ですが、当初の運用から時間経過とともに利益によって運用資金も増えてきたので証拠金比率も当初の想定より大きくなり余裕も出たので少しの下落でも停止と新規稼働を繰り返してみようと4回ほどの停止と新規稼働を行う形となった。
そして3月は2回新規稼働と停止を行った。タイミングとしては3/5と3/16です。

さて、この3月が注目すべき月だったところというのは
月初から下落して月末に回復、始値と終値がほぼ同じ
始値93.53
高値97.50
安値75.34
終値91.44
というのが3月の結果だ。
もしこれが通常のレバレッジETFを月初に購入して月末に売りを行えばマイナスの成績で終わる。
それでもトライオートETFの自動売買で新規稼働と停止のタイミングさえコントロールできれば10万円の利益に繋がった。これがレンジ相場の中でのスイングトレードを自動で行う結果なんだと思う。
もちろん最高値が2/16でそこで掴んでホールドのままのポジションも残っているのも理解して置く必要はある。常に含み損をある程度抱えている状態です。この取引状態を維持するので証拠金比率の管理と現金の余力とその他の投資先や手法と並行して行うべきだ。
先月はリスク管理のためにも証拠金比率を高めておく考えだったけどある程度確保できていればリスクを取ってリターンを狙いに行く必要もある。ここが個人投資家なら意見が分かれるところだろう。なぜなら取れるリスクは人によって答えが変わるからだ。
だからこそ様々な情報を鵜呑みにして判断を他人に任せることにまったく意味は無い。自分で実践して感じたものこそが答えで自分で判断して得られるものにこそ価値があると思う。
それではまた!
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