トライオートETFの上手な運用方法

トライオートETF

2018年からスタートした私のトライオートETF ライフも2年間が過ぎました。その中で試行錯誤して様々な手法を試してみて2020年現在の特性を生かした活用方法をまとめてみました。

トライオートETFとは

ってここを見てる読者にこの説明必要?w

一応捕捉します。ETFとは上場投資信託と呼ばれるもので日本では投資信託に近いニュアンスで考えてもらって概ね誤解はないと思います。少額から分散投資が出来、しかもアメリカを代表とした世界中の資産を選ぶことが出来るのです。トライオートETFはそのETFを自動売買プログラムを選び稼働させることでコツコツと確定利益を積み重ねることができるのです。深夜時間帯にアメリカ株式市場は取引されているのですがそこも自動売買が稼働してくれるので安心。

・・・ここから先は公式HPで直接見てもらったほうが良いですねw

とまあ、自動売買をETFマーケットで行うのが特徴なのですがレバレッジを利かせているためロスカットのリスクもあるわけです。そしてレバレッジを利かせているため金利手数料も発生する。ここが意見の分かれるポイントでしょうね

トライオートETF否定派の意見

①金利手数料が高い

投資信託などでは手数料の安さが価値だという意見が多いです。それはEマキシススリムなどに代表される1%未満のネット証券会社で良く販売されるものですね。これは長期積み立て分散という、資産管理の王道勝ちパターンの考えとしては正解だと思います。もちろん株式に投資する以上は債券などに比べればリスクはありますがある程度の規模がないとリターンの金額も少ないのが現状です。しかし成功者の意見としては多いのも事実。だからトライオートETFは+ライボーの金利は複雑で高いという意見になります。またFXとおなじでスプレッドがある。売りと買いとの価格差ですね。

②自動売買否定

放置しておくだけで利益が出るなんて詐欺だというやつですねw

警戒することは必要と思います。ただ様々な情報商材詐欺もありますがトライオートETFの規模で運営してて詐欺はないでしょうw

ただし、完全放置で利益を出せるほど甘くないのも事実。要は状況に応じた人間の判断による操作の価値も組み合わせたら活用の方法はあると考えます。

③アフィリエイト報酬が高いので怪しい

昔は高かったようですね20000円とか

しかし今はそんなに報酬出ません。TCSアフィで口座開設で1件3000円くらいだったような。。。むしろ20000円出てほしいw

トライオートETF

これはおそらく新しくサービスを開始した時って周知させるために広告費が高くなるのはあらゆる商品で同じだと思います。

④長期投資には向かない

ETFは長期投資で考えることが多い。なので長期保有は手数料は大敵。直接ETFを買ったほうが良いという意見。

否定派の意見としてはこんなところでしょうか?いつも勉強させてもらっている〇学長さんの意見をメインに考えてみました。(〇学長を否定するつもりはありませんむしろファンです)

それでは私が実際に2年間利用しメイン投資先としてトライオートETFを選んでいる理由をまとめてみます

トライオートETF

私がトライオートETFを利用する理由

①金利手数料額より利益額が大きい

要は投資額に対するリターンが大きいということです。参考までに2020年は10/31までの実績を公開します。

入金額合計  1884663円

確定利益  1141379円

分配相当額  745円

金利等  -20225円

このパフォーマンスであれば金利の高さはさほど気になりません。ただし2020年自体がコロナで暴落し、その後暴騰したのでこれだけの結果に繋がったのでマーケット自体が良かったとは思います。(ナスダック100トリプルのみの運用のため)

②レバレッジETFにレバレッジでの破壊力

ナスダック100トリプルは通常のナスダック100に対して3倍の値動きをするものでTQQQというやつですね。このETF自体を購入するでも良いですが扱う証券会社も少なく大手ネット証券会社で扱っていて似たETFならTECLやSPXLなどは楽天証券でも購入可能です(3倍レバレッジETF)。しかしトライオートETFは3倍ETFにレバレッジ5倍をかけている。

つまり3×5=15倍・・・

ここまでレバレッジを利かせていれば得られるリターンの大きさも納得できると思います。

しかし、こういうフレーズだとリスクの高さも気になるところです。リスクとリターンは比例しますから

そこで参考に2020年は3月にコロナショックがありました。そこでの状況ですが2/1~3/31の実績は

評価損  -1165902円

つまり2か月で資金の大半を失うこともあり得ます。これだけのリスクを負うからリターンも大きいわけです。ちなみに2020年の10月までのパフォーマンスは当然このコロナの評価損を超えての利益です。つまりコロナショックの底でスタートしていたらとんでもないリターンになるわけです。こんなこと言い出すとキリがないですが。

つまりリスクは高いがリターンも大きい。トライオートETFのインヴァスト証券自体がFXの自動売買で有名になった証券会社なのでFXもリスクの高いものですから。

③為替リスクが少ない

アメリカETFは当然ドルでの購入になるので購入時の為替と売却時の為替で価値が変わる。つまり株価が上昇していても為替が下落していたらリターンがマイナスになることもある。しかしトライオートETFは細かく買いと売りを繰り返し確定利益を積み重ねるので利益確定時点で売却している分為替差を受ける可能性は少ないのだ。もちろん長期保有すれば為替リスクも負うがそれ以上に金利もあるので基本短期売買の繰り返しを想定している。

④感情に左右されない

これは積み立て投資も同じだで安くても高くても機械的に積み立てて買えば基本右肩上がりのアメリカ株ならば資産は増加するという考え方だ。

しかし、トライオートの自動売買は売りも自動なのだ。これはメリットとして大きい。実際に私はマニュアル注文で10口を買いでエントリーを数回行ったのだが

「まだ上がるかな」

「あそこで売っておけばよかった」

など売りのタイミングというのは非常に難しいのだ!

積立NISAもSBI証券で行ってはいるがこれは20年以上持つ前提なのでまだ売り時なんて考えていなかったので売る難しさをここで初めて体験しました。

「売りは買いよりも難しい」

トライオートETFのリスクとは

博打要素に特化しては投資とは言えない。なのでリスクをうまくコントロールしなければいけない。絶対避けるべきなのがロスカットである。トライオートETFではロスカットされるのは有効証拠金比率が100%を切ったときです。なのでプランセレクト画面の推奨証拠金に頼らず自身で証拠金比率をコントロールすることが大事になります。

これについては暴落を経験することが一番効果的です!

トライオートETF

暴落した時にどれだけ資産が下落し証拠金比率がどれだけ下落するかを体感しておくとメンタル的にもあせらず、暴落した時に新たなプランを稼働させ暴落をチャンスに変えることもできる。これは3月のコロナショックを体験して良く分かりました。高値掴みしたものはしばらく塩漬けされますが新たなプランを稼働させれば上昇時に細かく利益を積み重ねることができるのです。そして高値でつかんだポジションも回復した時には決済されるという流れです。もちろんなかなか決済されないようなこともあります長期化しそうなときは損切を決断するのもありかと思います。金利負担で利益にならないこともあるので。私は2018年の米中貿易戦争の相場も経験していたので相場回復に時間がかかることも体験しています。

次に同じくらい危険なのが早期償還というリスクです。これは私も体験したことはありません。というかほとんどの人は体験したことはないと思います。相場が急落して0になることです。通常はまず起こらないとは思いますがナスダック100トリプル(TQQQ)は3倍レバレッジを利かせているので相場の3倍の動きをするため35%の急落をすると0になるリスクがあります。安全装置としてサーキットブレーカーがあり、一定以上の下落になると取引が停止されるのですが一定時間の取引停止はコロナショックの時に数回経験しました。

トライオートETFのリスクをどうコントロールするか

リスクとは投資において危険性とリターンの大きさの両方を指すためリターンを得るには必ずリスクを取らなければなりません。そこでどこまでリスクを許容できるかはその人によります。その他の資産をどれだけ保有しているか、現金保有額、年齢、職業、家族構成など。

私の中での導き出した答えはこちら

①有効証拠金比率を高めに維持する

これはどの程度かで考えると下落相場中でも500%以上は確保しておきたい。これは下落した時に追加稼働させることで上昇時のリターンをコンスタントに得るためです。有効証拠金比率が低いと高値で掴んだまま下落した時に追加稼働できずしばらく塩漬けで決済されないと精神的にキツイので追加稼働できる余力を残しておくことが大事。

②空売りエントリーは避ける

ヘッジャーをそのまま稼働させると売りエントリーが含まれているが売りの金利はとても高く実験した私の測定だと約5倍近い金利負担になりました。そして基本右肩上がりのナスダックでの下落を予想するのは難しいため下がったら買いエントリーの方が堅実だと考えます。

トライオートETF

③下がったら追加稼働

一定の相場下落で追加稼働を決めておくと有名なのは鈴さん(一文字だから伏字使えないw)の10%下がったら追加稼働ですねw

この発想は10%刻みで稼働させるか10ドル刻みとか5ドル刻みとかでアレンジの幅はたくさんあると思います。発想はこの考えで動くのが良いです。

④積み立てNISAとIDECOを優先

リスクの高い運用方法なので資産構築を考えたときは長期が基本なので税制優遇のあるNISA、IDECOを優先させることが基本と考えます。つまり余剰資金を活用する短期トレードの考えです。

⑤少額でスタート

実際に運用をスタートしてみないとその人にとって合う、合わないは必ずあると思います。気になって夜寝られないとかはNG。そのためにも少額での運用でスタートしてみないと高額でスタートするにはリスキーなサービスだ。

⑥マニュアル注文はメリット半減

売りエントリーは特にリスキー。売りの金利は上記の通りだが買いのマニュアル注文も売り時に悩むため自動売買のメリットである感情に左右されるため試しても良いがメインにするべきではない。それがしたければ普通にレバレッジETFを購入すべき(TECL.TQQQ,SPXLなど)

こんな感じの運用方針で投資しています。投資は自己責任でリスクもある行為ですが適正なリスクを取れば人生を好転させることができるものだと考えています。特にサラリーマンは今後仕事を続けるだけでは収入は増えず、定年退職の退職金はどんどん減額され、年金支給額も減っていきます。なので自身で資産を築き上げるスキルは今後必須になります。ネット情報を鵜呑みにせず私の情報も参考になればと思って記事にしていますので参考にしてみてください。

それではまた!

トライオートETF

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