39歳。30代最後の年で転職活動を始めてみた。そこでそれもブログのネタにする。なぜなら今後のサラリーマンにとって転職は必須科目といって良いからだ。なぜかというと
・終身雇用はもう無理
・働き方の多様化
・老後の生き方の重要性
この3つが私が思う理由だ。なぜそう思うのか?そして今後どうしていくべきか?も記事にしてみるので参考になる人も多いと思います。
・終身雇用はもう無理
これは日本最大の企業であるトヨタ自動車の社長が明言している。ならば日本のどの企業も厳しいだろう。そして以前はアメリカも終身雇用を採用していたのです。それには一定のメリットもあって時代にマッチしていたからだ。
当時は今ほど競争環境が激しくなかったので同じものを長期にわたって緩やかに改良しながら大量に製造し販売するビジネスモデルでした。

このモデルの場合確かに新卒の一括採用で長期に在籍してくれた方が多くの価値を生み出してくれるので年功序列が効果的になります。つまり既存の大手の力が増して新興企業が育たない環境にもなります。
実際アメリカは70年代から80年代にかけてその成長が止まりました。そこで台頭してきたのが日本です。
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この状況ってかつてのアメリカが日本でかつての日本が中国に置き換えるとそっくりじゃない?日本が得意だった製造業はかつてのアメリカと同じで中国に勝てない状況となった。そこでアメリカは成果主義を採用するようになり生産性が向上し革新的技術やサービスを多く生み出し続けることができた。そんなアメリカのビジネスマンの生涯平均転職回数は10回程度行うそうです。
ならば今後の日本においてもこのような状況になる可能性は高いのではないか?
と私は考えています。もちろん法律や文化も違うので全く同じとは言わないけども今の七というわけにはいかないのは間違いない。
・働き方の多様化
サラリーマンの殆どが正社員雇用だ。これは各種社会保険やローン審査面など社会的信用度が高い代わりに休日や残業など社会的自由度は少ない雇用契約だ。しかし法律で守られた雇用の安定がある。
今までの日本人の目指してきた形ではある。それでも依然と大きく違うのは雇用の安定は多少あるが30年以上変わらない賃金。生産性が上がらないことによる増える残業や減る休日。実際の現場はこれが殆どだ。それと同時に派遣社員やフリーランサー、そしてギグワーカーなども増えてきた。これが個人の台頭だ。

これらの働き方は会社に所属して組織に貢献するという考えよりも個人のスキルアップや個人での事業展開に近い。事業規模を拡大するでもなく個人の生きていくための報酬を得て生きていく方法に自由を得る。この考え方が今後も増えていくだろう。ウーバーイーツやクラウドワークスなどを見ればどのようなことが仕事になりどのようにお金を得るかが分かると思う。
私としては正社員の安定感は捨てがたいので正社員でありつつ個人の副業で小さくスキルを貯めて自由を目指すことがバランスが取れるのではないかとも考えている。今回の転職も極端な回答にはせずそのバランス感を転職の軸にしているのだ。
・老後の生き方の重要性
人間の平均寿命が延びいているのは日本だけではないというのはあまり知られていない。これは人間の進歩で食糧問題や衛生問題というのは日々進歩しているのです。今までの寿命を考えると18~22歳まで学生で60歳まで会社に勤務して60歳以降は隠居生活というモデルはもう成り立たないのです。なぜなら平均寿命が延びているならば年金という「長生き保険」は人口バランス的に今までの給付金額は成り立たないからだ。今でも定年は65歳まで延長されている企業が多く39歳の私が引退する頃には70歳定年になっていると思う。
それでも給付金額は減るのは確実で「豊かな」生活を営むには年金だけでは足りないのが実情だ。ならばどう生きていくか?

老後資金を補う金融政策(積み立てNISA,IDECO)を活用する。
これは以前からもこのブログでは実施そオススメしているけど政府が支援している小額投資を非課税にするメリットがある。要はこれで個人で貯蓄をすることで老後の不足する2000万円を補い備える対策だ。
そしてこれからは70歳を超えても個人で稼ぐ力があればそれも対策になるのだ。貯蓄が無くても80歳まで現役と変わらず稼ぐスキルがあるなら必要になる老後資金も少なくて良い。そして常に社会に対し価値を供給し続けることで社会貢献もできる。
FIREをしなくてもやはり個人でのスキルというのは今後も必要になるのは間違いないと思う。
それではどう具体的に転職活動を行っていくかはまた次の記事にしていく
それではまた!
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